「枇杷島分岐点」の版間の差分

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* 西枇杷島駅の岐阜寄り側で本線がJR[[東海道新幹線]]・[[東海道本線]]の下をくぐる為、線路の高さを上げにくい
* 庄内川の河口が近い為、線路から水面までの距離が余りなく、線路を下げる事も出来ない
と、上下前後全てが[[ボトルネック]]となっており、そうした改良が大変困難である。可能な方法としては名岐バイパス・名古屋高速清線との交差部以南の[[下小田井駅]]を含む犬山線を高架にして、本線は現在の路線を使用して、橋から栄生駅の北側(現在の折返し線のある場所)までを、橋および東枇杷島駅を含めて二層構造にして、栄生駅で本線と犬山線を合流・分岐させることなどが考えられる。[[1990年代]]には名鉄から立体化の検討がされた事もあったが、前述した複数の制約に加え、近年の名鉄の財政難もあって立体化検討の続報は無く、当分は現状のままとなる見込である。現状でも庄内川右岸(北西側)の線路の勾配は比較的急で、経路1(分岐点 - 本線)は 29 [[パーミル|‰]]、経路2(分岐点 - 犬山線)は 30 ‰ という比較的急な勾配となっている。
 
写真でも判る通り、かつては三角地内に[[民家]]が1軒あり、また現在でも田んぼがあり、その分は名鉄の所有地ではない。これは、[[1939年]]に本線の岐阜方と犬山線の犬山方を結ぶ連絡線が敷設される際、その民家の所有者が当時築2年だった家を壊したくないとの理由で立ち退きを拒否したため。長い間空き家となっていたが、[[2011年]]秋頃に取り壊された。