「クスクス」の版間の差分

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=== イタリア ===
イタリアの伝統的なクスクス({{lang-it|Cuscus}}または{{lang|it|Cuscussù}})は、当然ながらイタリア風の味付けがなされている例が多い。シチリアでは、主に[[トラーパニ]]を中心とした島の西側で有名であり、[[マトウダイ]]、[[ハタ (魚類)|ハタ]]、[[ボラ]]、[[カサゴ]]、[[アナゴ]]などを[[トマトソース]]、オリーブオイル、[[ローリエ]]、ニンニク、パセリと共に[[煮込み]]、クスクスにタマネギ、オリーブオイル、パセリ、ニンニク、塩胡椒を混ぜ入れてから蒸し上げ、魚の煮汁の一部と刻みニンニクを加えてさらに蒸らし、クスクス、骨を取り除いた魚、煮汁を別々の器に盛り、同時に供する。魚の煮汁を少量取ってオリーブ油と唐辛子を入れて温め、ハリッサに似たソースを作って添える。
 
サルデーニャの[[カルロフォルテ]]では、[[ミートソース]]を混ぜたクスクスを[[イタリア料理#食事作法|プリモ・ピアット]]として供する。[[セロリ]]、ニンジン、パセリ、タマネギの[[ソフリット]]に、[[ローズマリー]]と[[セージ]]でマリネした豚肉、牛肉、鶏肉を加えて炒め、[[赤ワイン]]、[[ブイヨン]]、[[クローブ]]と共に煮込み、肉を粗く挽いてミートソースを作る。サフランと塩を混ぜたクスクスをローリエと一緒に蒸し、ミートソースの一部と混ぜて味をつけ、食卓に運ぶ前にオリーブ油を混ぜて残りのミートソースをかける。