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黒鉛粉末は油分を含まないながらも潤滑性と導電性を有する為、埃が溜まりやすい故に多量の油分の使用が望ましくない箇所の潤滑に単独で用いられることもある。身近な例では室内向けキーシリンダーの潤滑材に指定されている場合があり、電子機器のコネクタの接点復活剤や電子基板のパターンを補修する用途に用いられる場合もある。こうした用途での黒鉛粉末の入手元は多くの場合4B等の色の濃い黒鉛筆である。
 
歴史的な産業利用は16世紀前半にイギリス[[湖水地方]]で発見された石墨鉱床が最初で、長い間鉛筆を製造したが、耐火物質として製鉄や、イギリスがスペイン無敵艦隊を撃破した16世紀後半には砲弾の鋳型に使われた。
 
== 層間化合物 ==
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* [[松原聰]] 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 [[学研ホールディングス|学習研究社]]、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
* [[国立天文台]]編 『[[理科年表]] 平成19年』 [[丸善]]、2006年、ISBN 4-621-07763-5。
* エリック・シャリーン 『図説世界史を変えた50の鉱物』上原ゆうこ訳 原書房、2013年、ISBN 978-4-562-04871-7。
 
== 外部リンク ==