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{{出典の明記|date=2011年7月}}
'''変温動物'''(へんおんどうぶつ、[[英語]]:poikilotherm):poikilotherm 俗語:cold-blooded)とは、外部の温度により[[体温]]が変化する[[動物]]のことをさす。'''冷血動物'''とも呼ばれる。[[恒温動物]]と対義。
 
[[爬虫類]]、[[魚類]]や[[昆虫]]などが代表として挙げられるが、変温動物と恒温動物の体温調節能力は連続的・段階的であり、厳密に2分類できるものではない。たとえば[[ミツバチ]]では密集して飛翔筋を運動させることで熱を発生させ、[[巣]]の温度を調節することでほぼ一定の体温を保つことが知られている。魚類では[[マグロ]]や[[カジキ]]等が奇網と呼ばれる特殊な血管構造によって高い体温と運動能力を確保している。これらは恒温動物とされることも変温動物とされることもある。また、[[ハチドリ]]、[[カッコウ]]、[[ナマケモノ]]<ref>ナマケモノは1日当たり8グラムほどの植物を食べるだけで、生存できる。あまりにも食べる量が少ないので、ヨーロッパにおいて初めてその存在が知られた当初は、風から栄養をとると考えられていたほどである。([[川崎悟]]、「絶滅したふしぎな巨大生物」、[[株式会社PHP研究所]]、2011年、p199より)</ref>のようにほ乳類や鳥類に属する生物でも必ずしも恒温動物とはいえない体温調節をする物がある。詳しくは[[恒温動物]]を参照。