「化学ポテンシャル」の版間の差分

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化学ポテンシャルは、物質の多寡により系が潜在的に持つ[[エネルギー]]の大きさの尺度となる量である。
例えば、[[半透膜]]で隔てられた二つの系の間に[[濃度]]差が有った場合、[[浸透圧]]が生じ[[仕事]]を為す事が出来る。
また、物質が増減する[[化学反応]]では熱の出入り([[発熱反応]]、[[吸熱反応]])を伴う。
このように、物質が存在することにより系は潜在的にエネルギーを持つ。
その[[系]]に含まれるある成分の単位[[物質量]]あたりの[[ギブスエネルギー]]がその成分の化学ポテンシャルに相当する。