赤木洋勝

赤木 洋勝（あかぎ ひろかつ、1942年(昭和17年) - ）は、日本の薬学博士。公衆衛生、環境衛生学の研究者。私設研究所「国際水銀ラボ」所長。

経歴

1942年、鹿児島県枕崎市に生まれる
1968年、岐阜薬科大学大学院薬学研究科を修了し、同年厚生省国立公衆衛生院（現国立保健医療科学院）に入省
1976年、厚生省国立公衆衛生院 主任研究官となり、カナダ国立科学研究所の客員研究員などを経て、1981年、国立水俣病総合研究センターに赴任
1992年、環境庁国立水俣病研究センター国際総合研究部長となり、2001年、水俣で開催された第６回国際水銀会議の組織委員長を務める。
2004年、退官後、私設研究所「国際水銀ラボ」を設立。現在も、インドネシア、ブラジル、タンザニア、中国、ベトナム、スロベニア、スウェーデン、カザフスタンなどでの水銀分析技術研修や調査、共同研究等行っている。

業績

従来の水銀分析手法を改良した「赤木法」開発の中心人物として知られる[1]。2004年に環境省によって「水銀分析マニュアル[2][3]」として編集された。国際的には高い評価を得ており、様々な分野で用いられている。