「ソ連国防人民委員令第227号」の版間の差分

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いかなる指揮官も命令無しに後退してはならない。これに逆らった者は、みな先任順位に応じて[[軍法会議]]にかけられる。
 
第227号令は各[[戦線#ソビエト軍での用法|戦線]]({{lang|ru|фронт}}、ソ連特有の編成単位)にそれぞれ1つから3つの[[懲罰大隊|懲罰部隊]]を編成させた。これは規律違反で起訴された将兵によって構成され、最前線のもっとも危険な箇所に投入された。[[兵士|兵卒]]と[[下士官]]で構成された懲罰中隊も編成された。1942年から[[1945年]]にかけて427,910人の将兵が懲罰大隊に組み入れられた。
 
この命令はまた各[[軍]]は[[督戦隊]]を配置せねばならないとも命じている。彼らは味方の後方から“臆病者”の脱走兵や離脱を図ろうとする兵を射殺する役割を与えられていた。指令の発令から最初の2ヶ月で130,000人以上が督戦隊に配属され、1,000以上の兵士が督戦隊に後方から射殺された。