「カイオワ」の版間の差分
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かつては[[ティピー]]を住まいとし、[[指言葉]]([[手話]])を使って他部族と交易をし、馬を駆って[[ウシ科|バッファロー]]狩りをする、農業文化を持たない典型的な平原インディアンだった。好戦的だったが、どちらかといえば、白人とは友好的であった。母系社会であり、現在も女性の権威が強い。
[[ユト・アステカ語族]]に属するが、カイオワ族の出自や言葉は起源が不明確で、謎が多い部族とされる。19世紀初頭に平原[[アパッチ族]]の一部と同盟した、[[カイオワ・アパッチ族]]という支族を持つ。このカイオワ・アパッチは、カイオワ族のなかでアパッチ語を使い、アパッチの習慣を持続させ、[[ウィグワム]]も使用していた[[アパッチ族]]の集団である。普通は他部族に混じれば言語なども同化するものであるが、あくまで習俗を保持していた珍しいケースである。他部族に混じりながら、独自の言語・習俗を保持した同様の事例としては、[[台湾原住民]]の[[サキザヤ族]]などが存在する。
夏至の頃、[[サンダンスの儀式|サン・ダンスの儀式]]を行うが、[[スー族]]のように流血を伴う苦行は行わない。「49ソング」(フォーティーナイナー・ソング)という独特の栄誉の歌を持っており、[[パウワウ]]で披露される。
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