「安楽死」の版間の差分

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== 障害者に対する安楽死 ==
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障害者は安楽死させるべきと主張する者も存在する。[[ナチス・ドイツ]]の[[アドルフ・ヒトラー]]は[[ホロコースト]]で障害者を「恩寵の死」(Gnadentod) の名の下に殺害しており[[T4作戦]]を行った。
障害者は安楽死させるべきと主張する者も存在する。[[ナチス・ドイツ]]においては障害者を「恩寵の死」(Gnadentod) の名の下に殺害する[[T4作戦]]などで安楽死処分が行われた。ナチスの安楽死対象は障害者だけではなく「民族の血を汚す」とされたものが対象であり、「極度の近視」や「[[夜尿症]]」を含む障害者や、浮浪者などの反社会分子も含まれた。[[強制収容所 (ナチス)|強制収容所]]などに置いても安楽死は行われ、[[ホロコースト]]の一環となった。
 
日本でも、[[太田典礼]]は安楽死を説く傍ら、「劣等遺伝による障害児の出生を防止することも怠ってはならない」「障害者も老人もいていいのかどうかは別として、こういう人がいることは事実です。しかし、できるだけ少なくするのが理想ではないでしょうか。」と主張したことから、障害者や老人の安楽死を促したと批判を受けた。