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宇宙船によって月面に設置された鏡を用いて([[:en:Lunar laser ranging experiment]]参照)、月と地球の距離を観測する世界規模のネットワークがあり、ここでもライダーが用いられる。月との距離がミリメートル単位の精度で測定できるので、[[一般相対性理論]]の検証に有用である。
宇宙機に搭載されたLIDARとしては、1994年の[[STS-64]]にLITEが搭載され、雲やエアロゾルを観測した。
火星を回るNASAの
日本初の
大気物理学では、中層および上層部の大気に含まれるいくつかの物質の濃度を遠距離から測るのに用いられる。カリウム、ナトリウム、分子状の窒素及び酸素といった物質である。これらの濃度を測定することで、温度を計算することもできる。ライダーは風速の測定や、[[エアロゾル]]粒子の鉛直方向での分布を調べるためにも用いられる。
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