「ミャンマー軍」の版間の差分

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==組織==
ミャンマー軍は、[[ミャンマー陸軍|陸軍]]、[[ミャンマー海軍|海軍]]、[[ミャンマー空軍|空軍]]の3軍種であるが、有事の際には[[ミャンマー警察軍]]や種々の民兵組織、国境軍を含めることもある。東南アジアの国々の中では、[[ベトナム人民軍]]に次ぐ兵力を誇る。
 
国内に民族紛争を抱える事から、[[対ゲリラ戦]]及び[[山岳戦]]を主任務とした[[軽歩兵]]部隊を主力としている。また、旧東西両陣営と距離を置き、1962年の軍事クーデター以降はいかなる軍事同盟も結ばなかったため、外国から大規模な軍事援助も行われておらず、装備は限定的な量に留まった。1990年代以降は、中国や旧東側諸国(ウクライナ、セルビアなど)、イスラエルから主力戦車や自走砲、地対空ミサイルなどを新旧問わず大量購入し、[[機甲部隊]]や[[機械化歩兵]]部隊を新設している。
 
だが実戦では、2004年に起きた[[ワ族#ワ州連合軍|ワ州連合軍]]との戦いで大敗を喫し、2011年におきたカチン独立軍との戦いではカチン側の戦死者が700名であったのに対し、ミャンマー軍は1万の戦死者を出し、2009年のコーカン事件ではコーカン族側の死者8名に対し、ミャンマー側は70名の死者を出し、2010年の民主カレン仏教徒軍との戦いではミャンマー軍は100名の死者を出してマナプロウを奪回されているなど弱体ぶりが目立つ。