「ウィリアム・フォーサイス (バレエダンサー)」の版間の差分

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[[1983年]]に、ドイツの[[フランクフルト・バレエ団]]内に「Gange」を作る。翌年には、[[フランクフルト市]]の文化省の任命で同バレエ団の芸術監督に就任する。就任後間もなく、大作を幾つも発表する。フォーサイスはダンサーの身体能力の極限に挑むかのような、複雑で難度の高い超絶技巧を要する振付けを行った。加速された動作スピードと連続的な動きの要素で構成されたそれらの作品は、従来からのバレエに飽き足らなかった観客を惹き付けた。
 
2002年にフランクフルト・バレエ団はクラシックの上演を主体にするとし、フォーサイスの解任を発表。世界中のバレエファンからの抗議により取り消されたが、財政難を理由に[[2004年]]7月に解散、フォーサイスはプライベート・カンパニー(The(The Forsythe Company)Company)を新たに立ち上げた<ref name="オックスフォード437-438">『オックスフォード バレエダンス事典』、437-438頁。</ref><ref>[http://www.theforsythecompany.com/ The Forsythe Company] 2013年9月16日閲覧。{{De icon}}</ref>。[[2005年]]1月よりその活動を開始。カンパニーはザクセン州、ヘッセ州、ドレスデン市、フランクフルト・アム・マイン市、スポンサーより支援を受け運営している。現在は18名の専属ダンサーがフォーサイスと創作活動を共にし、2005年4月の新カンパニーのワールドプレミア公演を皮切りに、フランクフルト、ドレスデンを拠点に世界各国で公演を行っている。
 
最近ではダンスに加え[[ヴィデオ・インスタレーション]]作品やCD-ROM作品も発表し、新たなるバレエ美学を示している。本流のバレエや舞踏でない領域にも食指を動かしており、日本人の武道家([[日野晃]])とも交流している。
 
2012年、自身の作品Bongo Bongo Nageela(ImpressingNageela([[インプレッシング・ザ・ツァー|Impressing the Czar(1988Czar]](1988年初演)の中のパート4にあたる作品)を元にしたダンスを学習するためのコンテンツ「Bongo Bongo,9 phases」(日本女子体育大学 [[ダンス・プロデュース研究部]])にも協力している。
 
== 脚注 ==
<references />
 
== 参考文献 ==
* デブラ・クレイン、ジュディス・マックレル 『オックスフォード バレエダンス事典』 [[鈴木晶]]監訳、赤尾雄人・海野敏・長野由紀訳、[[平凡社]]、2010年。ISBN 978-4-582-12522-1
 
== 外部リンク ==