「カインド・オブ・ブルー」の版間の差分

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{{Infobox Album |
| Name = Kind Ofof Blue
| Type = [[スタジオ・アルバム]]
| Artist = [[マイルス・デイヴィス]]
}}
 
'''カインド・オブ・ブルー'''('''Kind Ofof Blue''')は、[[ジャズ]]・[[トランペット#著名なトランペット奏者|トランペッター]]奏者の[[マイルス・デイヴィス]]が、自らバンドで[[1959年]]に録音し、同年[[コロムビアスタジオレコード]]から発表したアルバム。[[モード・ジャズ]]を代表する作品の一つ
 
== 解説概要 ==
[[モダン・ジャズ]]の歴史上でも屈指の傑作アルバムとされ、そのコンセプトは以後のジャズ界に大きな影響を与えた。世界的にも広く愛聴されており、発表後半世紀近くを経ながらミリオンセラーを達成、現代までジャズ・アルバムとしては異例のセールス記録を伸ばし続けている。2003年、[[ローリング・ストーン]]誌が選出した[[ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500|オールタイム・グレイテスト・アルバム500]]で、ジャズのアルバム、50年代以前に発表されたアルバムとして最高位の12位にランク・イン<ref>[http://www.rollingstone.com/news/story/5938174/the_rs_500_greatest_albums_of_all_time/ The RS 500 Greatest Albums of All Time : Rolling Stone]</ref>。累計売上げ枚数は1000万枚を超える<ref>[http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/MilesDavis/SICP-816/]</ref>。
マイルスのバンドは、『マイルストーンズ』(1958年)で[[キャノンボール・アダレイ]]([[サクソフォーン|アルト・サックス]])を加えて6人編成となり、従前のハード・バップ・スタイルに留まらない、「モード・ジャズ」と呼ばれる新たな演奏手法に挑むようになった。
 
1958年中期からは短期間ながら[[ビル・エヴァンス]]([[ピアノ]])も加え、更にモード・ジャズを発展させた。エヴァンス、そして本作にも参加している[[ジョン・コルトレーン]]も、マイルスの後を追うようにモード・ジャズを世に広めていった。マイルス本人は、この時期は[[モーリス・ラヴェル]]などクラシックの作曲家を研究しており、本作にもそうした要素がどこかに入っていると語っている。
 
「ソー・ホワット」は、マイルスの口癖をタイトルにした曲で、後にビル・エヴァンスも[[ジェレミー・スタイグ]]との共演盤『ホワッツ・ニュー』で再演した。
 
1997年の再発[[コンパクトディスク|CD]]で、「フラメンコ・スケッチ」の別テイクが[[ボーナス・トラック]]として収録された。
 
== 影響 ==
2008年には発売50周年を記念して「50th Anniversary Collector's Edition」(50周年記念コレクターズエディション)が限定ボックスセットとして発売された。オリジナル音源に完全未発表テイクやレア音源を収録した2枚組CDに加え、DVDと本作のアナログ盤(180グラム青盤カラーLP)、ブックレット、写真、ポスターが豪華特典として含まれている。2009年にはボックスセットの2枚組CDが単体で「50th Anniversary Edition」として、そしてその2枚組CDにDVDを加えたものが「50th Anniversary Legacy Edition」として発売された。後者には国内盤とEU盤の2種類があるが、EU盤のDVDは日本語字幕を表示可能(前述のコレクターズエディションに収蔵のDVDも同様)。
[[モダン・ジャズ]]屈指の傑作とされ、また[[モード・ジャズ]]を代表する作品の一つ。そのコンセプトは、以後のジャズ界に大きな影響を与えた。
 
全世界でのセールスは1000万枚を突破<ref>[http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/MilesDavis/SICP-816/]</ref>、現在までジャズ・アルバムとしては異例のロング・セラーとなっている。
== 解説 ==
マイルスのバンドは、『マイルストーンズ』(1958年)で[[キャノンボール・アダレイ]]([[サクソフォーン|アルト・サックス]])を加えて6人編成となり、従前のハード・バップ・スタイルに留まらない、「モード・ジャズ」と呼ばれる新たな演奏手法に挑むようになった。
 
[[モダン・ジャズ]]の歴史上でも屈指の傑作アルバムとされ、そのコンセプトは以後のジャズ界に大きな影響を与えた。世界的にも広く愛聴されており、発表後半世紀近くを経ながらミリオンセラーを達成、現代までジャズ・アルバムとしては異例のセールス記録を伸ばし続けている。2003年、[[ローリング・ストーン]]誌が選出した[[ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500|オールタイム・グレイテスト・アルバム500]]で、ジャズのアルバム、50年代以前に発表されたアルバムとして最高位の12位にランク・イン<ref>[http://www.rollingstone.com/news/story/5938174/the_rs_500_greatest_albums_of_all_time/ The RS 500 Greatest Albums of All Time : Rolling Stone]</ref>。累計売上げ枚数は1000万枚を超える<ref>[http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/MilesDavis/SICP-816/]</ref>。
1958年中期からは短期間ながら[[ビル・エヴァンス]]([[ピアノ]])も加え、更にモード・ジャズを発展させた。エヴァンス、そして本作にも参加している[[ジョン・コルトレーン]]も、マイルスの後を追うようにモード・ジャズを世に広めていった。マイルス本人は、この時期は[[モーリス・ラヴェル]]などクラシックの作曲家を研究しており、本作にもそうした要素がどこかに入っていると語っている。
 
2008年に発売50周年を記念し「50th Anniversary Collector's Edition」(50周年記念コレクターズエディション)が限定ボックスセットとして発売された。オリジナル音源に完全未発表テイクやレア音源を収録した2枚組CDに加え、DVDと本作のアナログ盤(180グラム青盤カラーLP)、ブックレット、写真、ポスターが豪華特典として含まれている。2009年にはボックスセットの2枚組CDが単体で「50th Anniversary Edition」として、そしてその2枚組CDにDVDを加えたものが「50th Anniversary Legacy Edition」として発売された。後者には国内盤とEU盤の2種類があるが、EU盤のDVDは日本語字幕を表示可能(前述のコレクターズエディションに収蔵のDVDも同様)。
「ソー・ホワット」は、マイルスの口癖をタイトルにした曲で、後にビル・エヴァンスも[[ジェレミー・スタイグ]]との共演盤『ホワッツ・ニュー』で再演した。
 
== 収録曲 ==
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