『[[古今和歌集]]』夏、よみ人しらず「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」以後、橘は懐旧の情、特に昔の恋人への心情と結び付けて詠まれることになる。
1937年に制定された[[文化勲章]]は橘をデザインしている。当初の意匠案は[[桜]]をデザインしたものであったが、[[昭和天皇]]の意向で意匠が、桜が橘花も葉も散ることから潔く散されたとする武人の象徴となってきたの説に対し、常緑樹の橘はついつ見ても変わらないことから永遠を表すのものであり、永遠であるべきは[[Wikipedia:文化の勲章#意匠案としては橘の方が望ましいのではないか、昭和天皇という趣旨の意見関係]]を出したため参照のこれが変更となったという。
== 家紋 ==