「クロスバイク」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
8行目:
 
== 概要 ==
基本的に、軽量で強度のあるフレームと、前傾姿勢が辛いと感じさせないフラットバーハンドルを使用、タイヤの太さが25mm-38mm25mm~38mm程度の、路面からの衝撃を十分に吸収でき、耐パンク性能を確保した(但し砂利道やダートはロードレーサー同様に不得手)幾分太目のタイヤを装備した自転車をクロスバイクとこの様に呼ぶ。また、フロントフォークにサスペンション機構が組み込まれているものも多い。狭義には、[[マウンテンバイク|MTB]]の駆動系(ブレーキ、変速機、クランク、スプロケット等)に26インチか700Cサイズのタイヤを組み合わせて、より整地走行に適応させた車種といえる。しかし、競技に使用されるわけではないため、国際ルールによる車両規定はない(メーカー・モデルのコンセプトによって異なる)。
 
使用用途は幅広く、[[ポタリング]]・ファンライド指向のサイクリストなどに人気があるカテゴリである。また、MTBのコンポーネントを搭載した車種は、非力な者でも軽いギア比を使用出来る事で、峠道などの舗装された坂道の走行を楽に、もしくは速く走れる場合が多い。この点は長距離を走る場合、峠道などの山間部を走ることを余儀無くされる日本のような地形では強みとなり、実際1、一日に峠道を含む100~200kmを走るようなロングライドにクロスバイクを使用している者もいる。初心者が、自転車の楽しさを体感することに最も適した車種と考えられる。
 
一方、いわゆるママチャリとはカテゴリの異なる乗り物であることを認識しておく必要がある。買ったままの基本装備ではママチャリのそれと比して圧倒的に危険であり不便。ママチャリ・シティサイクルのカテゴリにあるものが購入段階ですべての装備が整っているのと異なり、クロスバイクの基本装備には泥除け、かご、ライト等日常的に必須である物品がついておらず、後付する必要がある(付属するものもあるが)。単純な走行には不要とはいえ、安全性、使用感等の面からそれらのオプションを検討することが必須になってくる。(車体の予算を見積る際には本体代+オプション代が必要となる)