「絞首刑」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
14行目:
現在の日本における死刑の執行は、落下のエネルギーを用いて刑が執行されるので、より細かい区分では「縊首(いしゅ)刑」ともいう。ただし、首を絞めることは同じなので絞首の一形態であるとするのが[[最高裁判所 (日本)|最高裁判所]]の[[判例]]([[死刑受執行義務不存在確認訴訟]])である。
== 日本以外の各国 ==
[[File:Dead arthurseyssinquart.jpg|thumb|[[国家弁務官]][[アルトゥル・ザイス=インクヴァルト|ザイス=インクヴァルト]]の遺体。彼は[[ニュルンベルク裁判]]によって死刑の判決を受け、絞首刑に処された。]]
[[File:Syriancorpse.jpg|thumb|[[フランス]]植民地統治に反発して[[シリア]]で発生した1925年から1927年にかけての{{仮リンク|シリア大反乱|en|Great Syrian Revolt}}において、フランス側によって絞首刑に処される3人の反乱軍兵士]]
[[イスラム教]]諸国の中でも[[サウジアラビア]]では、落下エネルギーを用いるのでなく、ビニール製のやわらかいロープを首にかけて[[クレーン]]でゆっくりと吊り上げる方法で行われる。この方法ではロープが脊椎動脈からずれることが多いため、前述のとおり窒息死となり死亡までに長時間(8 - 10分)かかり、多大な苦痛の末に死亡する。
2007年に行われたときにはクレーンには工事などで使う重機が使われていた、この死刑は[[公開処刑]]で行われ、サウジアラビアの国営放送で放送された。