「仮面ライダーEVE-MASKED RIDER GAIA-」の版間の差分

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== 概要 ==
[[石ノ森章太郎]]による漫画『[[仮面ライダー (漫画)|仮面ライダー]]』の続編であり、大まかなプロットや主人公・仮面ライダーガイアのデザインは、石ノ森が雑誌掲載として企画していた遺稿を元にしている<ref>原点回帰として製作された真、ZO、Jの要素が含まれており、それらの詳細は仮面ライダーEVE第2巻哀哭篇に掲載されている石ノ森章太郎創作メモ参照</ref>。ただし、V3からZXの間の出来事は概ねテレビシリーズに準ずるものとなっている。
 
当初『特撮エース』側からは漫画連載という依頼であったが、当時すでに『[[仮面ライダーSPIRITS]]』が連載されていたため、小説(ビジュアルノベル)という形になり、さらに同じビジュアルノベルの『[[HERO SAGA]]』との差別化のためアニメテイストのビジュアルとなった。
 
タイトルの『仮面ライダーEVE』とは主人公の名ではなく、主人公・門脇純/ガイボーグが仮面ライダーになるまでの物語('''仮面ライダー前夜の章''')を意味している(おり、「'''異聞'''」にも掛けられている
 
単行本は、『特撮エース』の出版社である角川書店からではなく、[[講談社]]から2007年に発売された。
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==登場人物==
=== 仮面ライダー ===
門脇純以外の各ライダーのデザインは石ノ森オリジナルのものを使用し、特にXライダーのカラーリングは手袋が水色のNG版となっている。また、人間体の時の服装はそれぞれTVシリーズのファッションを踏襲している(おり、風見志郎が特にわかりやすく描かれている
 
; 門脇 純/ガイボーグ/仮面ライダーガイア
: 本編の主人公。本編より30年前にショッカーに拉致され、改造されて「ガイボーグ」となる。ダブルライダーによるショッカー要塞崩壊後も保存カプセルが無事だったため、30年後に地震による土砂崩れの影響で蘇り、30年の時差が生んだ悲劇に直面しながらも成長して仮面ライダーの名を背負う。年齢は改造当時17歳の高校生と、歴代の仮面ライダーが20代中では最である(1号~ZXまで先代に対し改造当時17歳仮面ライダーは全員20代の青高校生最である。改造前は剣道部に所属していた。仮面ライダーと同等の性能を持つ肉体に加え、植物に影響を施し、天候や炎を操るなど自然現象を自分の力とする能力を持つ。必殺技は触覚から放つ電撃で、これで数多くの怪人を葬っている。
: 純と同時に蘇ったショッカー怪人たちが、当初は親しく話しかけていたことから、30年前は洗脳も施されていたと思われるが、偶然にも純は蘇った直後は記憶を失っていたため洗脳が解除されていた。イラストではバックルに埋め込まれている石のカラーはイエロー、文中では赤となっている点が食い違っている。
:ガイボーグとは個体名ではなく、ショッカー首領を収める器として造られた改造人間の総称である。バックル部分に埋め込まれている石はショッカー首領の種子であり、これがないと体を維持することができない。ショッカー首領との戦いでは、首領に体を取り込まれてしまい、本郷猛のテレパシーと父・純一郎の残留思念による呼びかけで自我が目覚め、首領から分離するものの、石を奪われ体を維持できなくなってしまう。しかし、純を助けようとする10人ライダーの「ライダーシンドローム」によって彼らの力を注ぎ込まれ、仮面ライダーガイアへと生まれ変わった。そしてライダーキックでショッカー大首領を倒すも、大首領の爆発に巻き込まれ消息不明となる。
:なお、 彼専用のマシン「クルセイダー」には、[[仮面ライダー555|SMARTBRAIN]]のロゴが描かれたパーツが使用されている。
; [[本郷猛|本郷 猛/仮面ライダー1号]]
: 前作ではショッカーライダーとの戦いで肉体を失った後も、一文字隼人とテレパシーでコミュニケーションをとり、アンドロイドの体に脳を移植して共に戦い、漫画作品としては描かれていないものの、ショッカー及びゲルショッカーを壊滅させた。
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いずれも挿絵は一色刷りで収録。期間限定の応募者特典として送付された画集には、連載当時と同じカラーで収録されている。
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
{{仮面ライダーシリーズ}}