「定常状態」の版間の差分

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厳密に言えば、冒頭の小川の例は定常状態ではない。なぜなら、小川の表面に波が立つのを見れば分かるように、小川の流れは周囲の影響を受け時間とともに変化しているからである。実際の自然界において厳密な定常状態の存在を確認することは難しいだろう。たとえば[[大気]]にしても、[[低気圧]]や[[高気圧]]などのように定常状態からの乱れが常に存在する。このような定常状態からの乱れを'''[[擾乱]]'''といい、擾乱のある流れを'''[[乱流]]'''という。
 
ただし乱流の理論解析では、このような擾乱を[[確率過程]]としてとらえる方法ことがある。り、このとき、擾乱の[[統計量]]が時間変化しないことを'''定常な乱流'''という<ref>{{Cite book|和書|author = H. Tennekes|coauthors=J. L. Lumley、藤原仁志・荒川忠一訳|title =乱流入門|year = 1998|publisher = 東海大学出版会|isbn =978-4-486-01440-9}}</ref>。
 
== 熱力学、統計力学 ==
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{{DEFAULTSORT:ていしようしようたい}}
[[Category:システム]]
[[Category:流体力自然科学]]
[[Category:気象学]]
[[Category:熱力学]]
[[Category:統計力学]]
[[Category:物理化学]]