「アジア通貨単位」の版間の差分

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しかし欧州の場合、1957年の[[欧州経済共同体]] (EEC) 発足以来、2002年の[[ユーロ]]導入に向けては45年もの長きに渡る準備・交渉期間を要した。欧州ではインフレ率など各種の厳しい条件を課したが、日本も含め、現在のアジアでこのような収束基準を満たす国は存在しない。また欧州に比べ域内各国の経済格差が大きく、当時のECUのように、自国通貨と通貨単位との連動幅を義務付ける事はかなりの困難を伴う。
 
通貨単位公表の準備に大きな役割を果たした[[河合正弘]]([[東京大学]]社会科学研究所教授、[[アジア開発銀行]]総裁特別顧問・地域経済統合室長、元[[財務省 (日本)|財務省]]副財務官)も「アジア通貨の旗を掲げる事によって、アジアの地域統合の終着点が明確になる」としている通り今後アジアの共通通貨論議が一層深まるのは間違いない情勢であるが、その方向性・実現性は未知数と言うのが現実である。
 
== 参考文献 ==