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職務内容は、捜査、デスクワーク併せて激務である為、実情を知った警察官が刑事課を希望しない例が増えており、配属希望者が減ってきている。
 
指揮官ポストには係長([[警部補]])、刑事課長代理([[警部]])、刑事課長([[警部]]または[[警視]])、刑事官([[警視]])がある。これらのポストに就く警察官のうち、巡査部長以下で刑事課経験がある警察官はあまり多くない。巡査部長以下の刑事課員は多忙であるうえに、職人気質が強いため、積極的に昇任試験を受ける環境ではないことが一因ともいわれている。そのため、昇任試験に早いペースで合格する警察官の多い[[警務部]]、[[総務部]]などの警察官が刑事課の指揮官ポストに就任するのが一般的になっている。
 
[[外国人犯罪]]の全国的増加に伴い、語学(特に英語、北京語、広東語、ポルトガル語など)研修を受けた警察官を優先的に国際犯係などへ配置させる人事が多く行われている(民間の経験者が巡査部長級で採用されることもあり、サイバー犯罪や経済犯罪担当と共に「専門捜査官」と呼ばれる)。
 
新任の[[女性警察官]]が、内勤員として配置されるのが通例となっている。研修中の警察官が、研修活動の一環として刑事課の応援に入ることもある。
 
=== 刑事課長 ===
指揮官ポストには係長([[警部補]])、刑事課長代を取り仕切る管([[警部]])、職は刑事課長であり、階級は[[警部]]または[[警視]])、刑事官([[警視]])がある。これらのポスト刑事課長に就く警察官のうち、巡査部長以下で刑事課経験がある警察官はあまり多くない。巡査部長以下の刑事課員は多忙であるうえに、職人気質が強いため、積極的に昇任試験を受ける環境ではないことが一因ともいわれている。そのため、昇任試験に早いペースで合格する警察官の多い[[警務部]]、[[総務部]]などの警察官が刑事課の指揮官ポスト経験を積まずに刑事課長に就任するケース一般的に珍しくって
 
== 参考文献 ==