「気象通報式」の版間の差分

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→‎TAF(運航用飛行場予報気象通報式): 日本のTAFの有効期間・発表時間変更。
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一般に「TAF(タフ)」と呼ばれ、日本の場合、長距離・短距離飛行用飛行場予報の通報に用いられる。飛行場相互間の予報を交換するための国際気象通報式 (FM-51 TAF) に沿って、日本の航空気象官署が予報を通報する際に用いる。
 
2008年11月5日以降は、予報期間が最大30時間まで拡張され、通報用のコードが一部改正された。日本および東南アジア地域では、有効期間12時間までのTAFは相次いで廃止され、一通のTAFに統一された。<br>
日本では、有効期間9時間までのTAF-Sと、9時間から27時間までのTAF-Lに分かれていたが、有効期間27時間までの通報式に統一された。さらに2013年10月17日より有効期間は30時間となった。
 
予報の有効期間は、地域や当該国によって異なる。アジア地域では27時間、ヨーロッパでは24-30時間など、予報期間が必ずしも日本と同じではない。発表時間も日本の場合、0300時・0906時・1512時・2118時UTCの6時間毎4回であるが、国により00時UTCからの6時間毎だったり、3時間毎だったりと異なっている。
 
*TAFは、予報の対象とする空港が予め決められている。これは、基本的に国際線を前提としているためで、日本ではAIP(Aeronautical Information Publication)で報じる飛行場が定められている。同様に、地域航空協定などでも提示されて初めて、国際航空固定通信網を通じて配信される。従って、すべての空港にTAFが存在するわけではない。