「光の雨」の版間の差分

編集の要約なし
m (→‎「盗作」騒動から全面改稿まで: Wikipedia‐ノート:ネタバレ系テンプレートの使用 テンプレートの再度貼り付けは2週間ほどお待ちください)
中断から5年後の1998年に、全面的に構想を改めた形で雑誌『[[新潮]]』の3月号から5月号まで掲載された後、単行本として刊行された。
 
== ストーリー ==
死刑制度が廃止された2030年の日本。予備校生の阿南満也は、アパートの隣室の老人が毎夜奇声を発することに抗議したことがきっかけで、その玉井と名乗る老人と知り合う。玉井は元死刑囚で、死刑制度の廃止によって釈放されたのだった。玉井はみずからが死刑囚となった理由であり、また毎夜の奇声の原因である過去の「事件」について、阿南に語り始めた。
 
阿南は何度も玉井の部屋に通い、途中からは恋人の高取美奈も誘って玉井の話を聞く。話はやがて、「赤色パルチザン」出身の倉重という男の主導でおこなわれた「総括」と称する同志へのリンチ殺人へと進んでいった……
 
== 登場人物 ==
作品の性格上、実在のモデルが存在する人物が複数登場するが、プライバシーを考慮し、死刑判決が確定した2名と警察での取調べ中に自殺した1名の記載にとどめる。
 
:「革命共闘」のリーダー。検挙されて獄中にいる。彼を実力で奪取するため、「革命共闘」のメンバーは銃の入手を実行した。
 
== 特徴など ==
*回想の部分は、基本的には玉井の言葉で書かれているが、部分的にはそれとは異なる「語り手」の視線が用いられている。上杉和枝の視点、殺された「同志」の視点、襲撃を受けた銃砲店主の供述、さらには奪われた銃そのものが「語る」場面もある。
*『すばる』連載版では「回想」という設定は導入されていなかった。また現行版で玉井に相当する人物は「星利一」という名前になっていた。
 
== 映画 ==
本作をベースとして、[[高橋伴明]]監督が[[2001年]]に映画を製作した。詳細は「[[光の雨 (映画)]]」を参照。
 
{{DEFAULTSORT:ひかりのあめ}}
[[Category:日本の小説]]
[[Category:1993年の小説]]
[[Category:すばる (雑誌)]]
[[Category:新潮]]
[[Category:連合赤軍|作ひかりのあめ]]
匿名利用者