「屋敷林」の版間の差分

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関東平野では武蔵野台地など、平坦な地域に風垣と呼ばれる屋敷林が発達した。特に多く見られるのは武蔵野台地の青梅市から狭山丘陵南部、利根川右岸の田園地帯、江戸川左岸の台地、赤城山麓などである<ref>宮本常一『私の日本地図10:武蔵野・青梅』未來社、2008年、62-63ページ</ref>。その最大の目的は台風による家屋の屋根の破損を防ぐことで、樹種は常緑広葉樹が中心である<ref>同上</ref>。
 
埼玉県の所沢市、狭山市にまたがる[[三富新田]]やその周辺では、短冊形の敷地の端に植えられた屋敷森(「カシグネ」と呼ばれるシラカシ等の[[潜在自然植生]]樹木やクヌギ等の広葉葉広葉樹等で囲った生垣(=自然の樹の柵みたいなもの))が延々と連なる景観が見られる。
 
=== 砺波平野 ===