「潜在自然植生」の版間の差分

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1970年代に[[自然保護]]の[[運動]]が世界的に高まる中、この概念を実際の植生回復へ応用する試みがチュクセンの弟子である[[宮脇昭]]によって始められ、現在まで多くの成果を生んでいる<ref>宮脇昭『いのちを守るドングリの森』集英社新書、2005</ref>。
 
これらの植生は神社の[[鎮守の森]]と呼ばれる神社の境内にある森林帯や昔ながらの自然農法を活用した[[屋敷林]]にある事が多く、これらの植生は昔から防災林として人々に活用されてきたことが多い。実際に阪神大震災の時に大都市部では甚大な倒壊があったにも関わらず、宮脇氏が率先して潜在自然植生林を防災林として植えた神戸市郊外の住宅街では倒壊被害が殆どなく(半壊が2件程だったらしいが)、この潜在自然植生林が防災林として素晴らしい機能を発揮することが証明されている。これらの防災林は、1.潜在自然植生樹で、また、2.その地域に昔からずっと定着している'''土着木'''と呼ばれる樹を使うことが、その地域の防災樹として最大の効果を発揮すると同氏は答えている。
<!--出典はNHKの偉人伝の「宮脇昭」の回より抜粋・参照-->
== 出典 ==
<references />