「超人機メタルダー」の版間の差分
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=== 特徴 ===
本作品では、「メタルヒーローシリーズ」としては初めて[[アンドロ
主人公であるメタルダーは「自省回路」の内蔵により人の心を持ち、自分の存在理由も知らぬまま戦場へと赴き、武器を一切使わず体一つで戦い、しかも第1話で敵に敗北するなど、従来の作品とは全く異なるヒーロー像として描かれている。
また敵組織であるネロス帝国も、ほかの特撮番組のように1回ごとに異なる敵怪人が1人ずつ登場するというのではなく、第1話にして数十人もの軍団員が総登場した。さらに軍団員の各自に様々な人間的ドラマが用意されており、個性豊
本作がこのように
こうして極めて意欲的に制作されたものの、一方で「[[宇宙刑事シリーズ]]」から続く従来のメタルヒーローと比較して、ドラマは重厚でメカニックやキャラクターが地味であり、高年齢層やそれまでの視聴者以外からの支持を獲得したものの、視聴者の大半を占める低年齢層には受け入れられなかった。そのため、次第に低年齢層をターゲットとした勧善懲悪のヒーロー活劇へと路線変更を余儀なくされる。それでも最終的には本来のハードな路線に戻り、劇的な最終回をもって物語が締めくくられた。
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== ストーリー ==
[[第二次世界大戦]]後、アメリカに渡っていたロボット工学の世界的権威、古賀竜一郎博士が42年ぶりに日本に帰ってきた。彼が帰国したのは、世界の影でうごめく
古賀博士の帰国を知ったネロス帝国の帝王ゴッドネロスは博士を抹殺すべく、配下の四大軍団に出撃を命令した。四大軍団の攻撃により、古賀博士は負傷するが何とか[[秘密基地]]シルバーカークスにたどり着き、そこで眠っていた[[アンドロイド]]である超人機・剣流星を目覚めさせる。
しかし、博士はシルバーカークスを守り、何も知らない流星に敵の存在と人の死を教えるために自らネロスの凶刃に倒れる。それを見た流星は怒りの叫びを上げ、全エネルギーを開放。超人機メタルダーに瞬転する。メタルダーはそのパワーでネロスの軍団員たちを蹴散らすが、ヨロイ軍団長クールギンの刃に敗れる。傷つきながらも再び立ち上がるメタルダーは自らの存在を不可思議に思い、叫ぶ。
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=== メタルダー ===
; メタルダー / 剣流星(つるぎ りゅうせい)
: 第二次世界大戦中、日本軍の起死回生のために古賀博士によって作られた
: 兵器として作られたが「汝の敵をも愛せ」という古賀博士の博愛精神から、自省回路が内蔵されており、これにより人間と変わらない心を持ち、敵には敬意、共感を抱くことが多い。自省回路は赤い左半身に、戦闘マニュアルコンピュータは青い右半身に内蔵されている。ボディは特殊合金サイコメタル製であり、戦時中に製作されたがその身体に秘められた多くの技術は半世紀以上経った現代技術でもまだ追いつけない高度なものである。戦闘回路と自省回路、どちらか一方を強化すると二つの能力のバランスが崩れてしまうため、古賀博士は改造による強化が出来ないように設計している。その代わり、学習により精神力を鍛え、それによって、自省回路の能力を強化することが出来るようにし、自省回路の能力が強化されるとそれとバランスを取るために戦闘回路に精神波が送られ、今度は戦闘力が強化されるという、学習による性能アップを取り入れている。
: 従来のメタルヒーローと異なり「争いを好まぬ僕に武器はない」と自ら語るように予め武器を持たずに戦いに赴くが、その場にある木や岩、鎖、相手の武器などを用いることは多い。例外としては、古賀竜夫の形見である短剣をトップガンダーやゴッドネロスとの決戦に携帯し、使用した。
: 第二次世界大戦から長年、起動されず、明確な一般知識や目的もインプットされていなかった為、第3話までは、無我夢中のまま戦っていた。さらに「
: ネロス帝国を壊滅させるも、ゴッドネロスとの戦いで自身の超重力制御システムが損傷し、地球を滅ぼしかねない事態に見舞われる。超人機の能力を失って流星の姿に戻れなくなることを承知で、八荒に頼んでシステムを破壊してもらい、地球を守った。その直後、姿を消し、どこかから舞と八荒に感謝の言葉と必ず
==== 基本スペック ====
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=== 仲間たち ===
; 古賀竜一郎(こが りゅういちろう)
: メタルダーの製作者で、ロボット工学の権威。
: メタルダーは「古賀博士」と呼ぶが、人間のことを理解するうちに「お父さん」と呼ぶこともある。
: 妻の古賀静代は
; スプリンガー
: メタルダーの相棒の[[ドーベルマン]]型ロボット。第2話から登場。元々は超人機開発の前段階で実験用として開発された。人語を解し、鼻は本物の犬以上に利く。メタルダーこと流星に人生の様々なアドバイスをし、彼のメンテナンスやサポートを行う。テレビ好きで、特にアニメが好き。舞とは第18話、八荒とは第20話で初めて顔を合わせた。ネロス帝国との戦いが終わった後、メタルダーと共に何処かに旅立つ。
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* 長野県 TSB [[テレビ信州]]
* 静岡県 SKT [[静岡朝日テレビ|静岡けんみんテレビ(現:SATV 静岡朝日テレビ)]]
* 愛知県、中京広域圏 NBN [[名古屋テレビ放送|名古屋放送→名古屋テレビ(現:メ〜テレ)]]
* 大阪府、近畿広域圏 ABC [[ABCテレビ|朝日放送]]
* 鳥取県、島根県 BSS [[山陰放送]]
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: トップガンダーは劇中では盛り上がったような左腕をしているが、デザイン画を見ると、むしろ右腕よりもほっそりした印象を受ける。同様に、ローテールも劇中とは違ってデザイン画では全身がほっそりした印象を受ける。
: なお、高久はトップガンダーのデザインを見て、「一匹狼っぽい」と思ったのでトップガンダーを一匹狼的なキャラにしたということである。ネーミングの由来は高久の娘が「[[トップガン]]」が好きだったので、トップガンダーにしたという関連性の希薄な他愛も無いものだそうである。
== 撮影エピソード ==
*瞬転シーンに使用する火花を撮影するために特撮班がスタジオで[[アーク]]を飛ばしていた所、スタジオにいた主役の妹尾が裸眼で光を直視してしまい、一時的に目が見えなくなり撮影が3日ほど止まってしまった事がある<ref name = "ピンスポ">CS東映チャンネル・「ピンスポ!」妹尾青洸インタビューより</ref>。
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|3次番組=[[世界忍者戦ジライヤ]]<br />(1988年1月24日 - 1989年1月22日)
}}
{{メタルヒーローシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:ちようしんきめたるたあ}}
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