「ブレーズ・パスカル」の版間の差分

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*L’Art de persuader、1660年。
*『[[パンセ]]』Pensées、1669年。
*:「パンセ」(仏:pensée)は日本語で「思考」の意味。パスカルが生前に構想していた書物のための原稿やメモ書きの断片が、死後に整理されて出版されたものである。様々なテーマについての文章が含まれており、フランスでは、哲学及び思想([[形而上学]]、[[自然哲学]]、世界論、[[宇宙論]]、[[人間学]]、[[倫理学]]、人生論)、[[モラリスト]]文学、信仰のための書・神学書などとして読まれてきている。「人間は考える葦である」「[[クレオパトラ7世|クレオパトラ]]の鼻、それがもう少し低かったら、大地の全表面は変わっていたであろう(上の記事を参考)」など、印象的で含蓄のある表現も多数含まれており、それらは現在でもしばしば引用句として使われ続けている。また、『パンセ』のなかに含まれている章節の一つである233節「[[パスカルの賭け]]」は、哲学書としては、世界初の[[実存主義]]的書物でもある。
 
==主な日本語訳書==