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==政治的立場==
ポールのニックネーム ''Dr. No'' は、彼の医学博士としての肩書きと、それから『提案された法案が、明確に、合衆国憲法に沿ったものでない限り、決して賛成票を投じない』という、彼の強固な態度に由来している。また、''Mr. Republican''とも称されている。ポールは[[オーストリア学派]]の経済哲学を信奉している。これは、中でも特に、貨幣供給に対する政府の統制は、結果的に経済的非効率と通貨不安を引き起こす、という学説を持つ。ポールはこの考えについて、6冊の本を書いている(その自著の小論で、自分はオーストリア学派の理念を実現するために政治家になったとさえ記している)。
彼は、オーストリア学派の経済学者、[[フリードリヒ・ハイエク]]、[[マー・ロスバード]]、[[ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス]]の3人の写真を([[グロバー・クリーブランド]]の写真とともに)、事務所の壁に掲げている。
 
ポールは、外交政策では不干渉主義という立場であり、それ故、2008年合衆国大統領選挙の共和党候補者の中では、2002年の[[イラク戦争]]決議案に反対をした唯一の候補者となった。彼は[[アメリカ同時多発テロ事件]]の対応として軍事力を行使する法案に賛成票を投じはしたが、特定のテロリストを対象とした他国商船拿捕免許状と報復の権限を大統領に与えること、などといった戦争の代替策も提案している。彼は強固な国家主権を維持するためとして、[[国際連合|国連]]やNATO([[北大西洋条約機構]])からの脱退を主張している。彼は市民的自由を第一に考えており、[[米国愛国者法]]、連邦政府の拷問の使用、大統領の自律性、国民IDカード、令状によらない国内監視、[[徴兵制度]]、などに反対し、そして自由貿易を支持し、それゆえ管理貿易のための組織である[[北米自由貿易協定]]と[[世界貿易機関]]の構成国であることを否定している。彼は、より強固な国境警備を支持し、[[不法滞在]]外国人に対する生活保護や国籍の[[出生地主義]]や不法移民の合法化に反対している。彼は2006年の安全国境柵法に賛成票を投じている。