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*広島交通のほか、共通表示のついた[[広島電鉄|広電バス]]も対象となる。
*通常乗車券・回数券・現金の場合は対象外となる。
 
== 車両 ==
[[ファイル:Hiroshimakotsu 3655.JPG|240px|thumb|right|富士重工車体の車両]]
 
*関連会社に日産販売店([[広島日産自動車]]・[[福山日産自動車]])を抱えるため、[[UDトラックス|日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)]]の車両が多い。
*車体は多くが[[西日本車体工業]]製(以下、西工製)で、日産ディーゼルの標準車体になる以前から西工製の車体で導入していた。一方、1989年から1995年にわたって[[富士重工業|富士重工]]車体の車輌も導入しており、近年導入している中古車も富士重工車体が多い。
*[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]も導入しており、車体は[[狭隘路線]]用の小型ワンステップバス2台と、2012年以降に導入された大型ワンステップバスの自社発注車は純正、それ以外は西工製である。
*広島交通のヘビーユーザーでもあった[[西日本車体工業]]が解散、ならびに[[UDトラックス|UDトラックス(以前の日産ディーゼル)]]のバス部門からの完全撤退に伴い、2012年に広交としては初となるいすゞ製の[[いすゞ・エルガ]]の新車が導入された。その後、2013年に入り前述の広島経済大学スクールバス用として[[いすゞ・エルガミオ]]も導入されている。
*特例の車両の除き、それぞれの運転士に車両担当を設ける担当車制を採用しているのも特徴。そのため車両の持ちが良く、古参車でも車内外ともに綺麗に保たれている車両が多い。
* 2006年までは基本的に全車が自社発注の新車で揃えられていたが、2007年からは新車に替わり(2011年については新車投入がなかった)大手事業者からの中古車両の購入が増えている。
** メーカーは2007年の初購入以来、全て日産ディーゼルの富士重工7E装架の車両で統一されてきたが、こちらも車種の幅が広がっている。
 
=== 車両の特徴 ===
*車体はベージュ、窓周りは黒~茶系をベースにオレンジのラインといった塗装を纏う。このカラーリングは30年ほど基本的なスタイルとして続いているが、[[1987年]]購入の車両より現在の車両前面に車両メーカーエンブレムの代わりにセンター部分にエンブレム形の社章、側面には前部にローマ字で「HIROKO」、後部にひらがなで「ひろこう」、リア部のオレンジライン上部に車名のフルネーム「広島交通」若しくは略名「広交」の文字が入れられたものとなっている(在来車についても順次に塗り替えられている)。しかし近年導入した中古車や新車、また車両整備によって化粧直しを行った車両では車両前部の社章がエンブレム式からステッカー式に変更されている。
*中~長距離路線が多いことから純正車両については車両仕様のグレードが高いのが大きな特徴で、オリジナルのハイバックシートに、座席配置は床段上げ式、さらに1992年式までについては[[独立機関式冷房装置|サブエンジン式冷房]]が採用されている(1995年式以降は[[機関直結式冷房装置|エンジン直結式冷房]]へ変更、中古車についても全車両が直結式である)。[[サスペンション]]についても一部の中古車と1993年購入の中型車を除き、エアサスペンション([[空気バネ]])である。
** 中古車両については基本的に元の車内設備が優れたものが選ばれ、方向幕のLED化と塗装変更、液晶式運賃表への交換のほか、必要に応じて床面張替や座席を広交オリジナル仕様に交換するなど手直しが施されてから運用入りしている。だが、サスペンションについては一部を除き[[リーフ式サスペンション]]を用いるため若干乗り心地は劣る。
*導入する車両のホイールベースは特例を除き一般的に[[1999年]]購入車まで長尺、以降標準尺となっている。しかし緑井営業所については管轄する路線に狭隘地点を走行する路線があるため、大型短尺車のみに設定して運行する路線を設けられ、同営業所向けには大型短尺車も購入されている。近年中古車両で大型短尺車が購入されている例もあるが、これは短尺設定路線とは関連ない営業所へも配置されている。また、1999年以前についても特例として、過去存在した三段峡線用の長距離仕様車が標準尺として導入されている。
*[[高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律|交通バリアフリー法]]に対応した車両は遅れながら2002年に初めて8台が導入され緑井営業所に配置、毘沙門台系統を主に運行を開始した。その後高陽営業所へも順次導入され、2012年に新車が勝木・大林両営業所へ配属されたことにより、全営業所にバリアフリー対応車が在籍することとなった。しかし、それらはいずれもワンステップ車両であり、中古車両では従来のツーステップバスも導入を継続している。
**2013年に中古で[[三菱ふそう・エアロスター]]ノンステップ車2台を購入、これが広交で初めてのノンステップバスとなった。
 
==関連会社==