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{{Otheruses|相撲の決まり手|銀行などの口座からの引き落とし|口座自動振替}}
 
'''引き落とし'''(ひきおとし)とは、[[相撲]]の[[決まり手]]のひとつである。相手が低い体勢で攻めているとき、または自分が[[突っ張り]]や押し相撲で攻めているときに、相手の前に行こうとする力を利用して相手の腕や肩を正面から手前に引き、相手を倒す技。[[前褌]]を引いて倒すこともある。この技をかけた際に失敗すると相手を呼び込むかたちになってあっけなく[[土俵]]を割ってしまうため、あまり誉められた技ではない。解説者からも「楽をして勝とうとしてはいけない」と批判されることが多い(つい引きたくなる誘惑に惑わされず前に出て勝つのが本道、ということ)。また、動作が単純という点でも楽に打てる技でり、実際に[[高鐵山考之進]]は自身が著した暴露本『八百長』で「引き技を多用する力士は八百長力士であると疑った方が良い。」という趣旨の記述を行った
 
低い体勢で攻める型の力士はどうしても引き技を仕掛けられやすいため、[[安芸乃島勝巳|安芸乃島]]のように「引かれても絶対前に落ちない」というのがそういう力士への褒め言葉としてよく用いられる。