「NHKのど自慢」の版間の差分

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[[1970年]]3月までの番組名は「'''のど自慢素人演芸会'''」。この当時までは[[漫才]]や[[浪曲]]、[[物まね|ものまね]]などを披露する出場者もおり、現タイトルとなってからも、1970年代前半頃までは歌以外の芸を披露する者が稀に見られた。
 
出場者は様々<ref>学生から[[会社員]]、教育関係者、[[公務員]]、[[看護師]]、[[農家]]、[[定年]]後の[[高齢者]](80 - 90歳代の出場者もおり、中には100歳以上という超高齢者の出場もあった)など。</ref>で、中にはプロ[[歌手]]を目指す者やアマチュアバンドのメンバーもいる。また、日本人のみに留まらず、[[在日外国人]]<ref>黒人演歌歌手として、後にプロデビューを果たした[[ジェロ]]など。</ref>や日系南米人、[[留学#交換留学|交換留学生]]などが出場することもある。年に一度行われるグランドチャンピオン受賞者を中心に、後にプロ歌手や[[タレント]]として[[デビュー]]した者もいる([[#出場後プロデビューした主なタレント|後述]])。
 
予選会を「'''NHK[[#のど自慢予選会|のど自慢予選会]]'''」として全出場者の歌を放送することもある。基本的には会場となる各地の放送局のみでの放送だが、[[NHK BSプレミアム]]で「NHKのど自慢予選会」として放送することもある<ref>2012年9月15日深夜(2012年9月16日未明)に千葉県木更津市での予選会の模様が放送された。</ref>。
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また、総合テレビとNHKワールド・プレミアムのみの放送であるが、毎年12月の最終日曜日には「'''NHKのど自慢 熱唱熱演名場面'''」と題して1年間に放送された熱唱の名場面を総集編として放送している(その他、番組の裏側も紹介している)<ref>総合テレビでは[[字幕放送]]を実施。</ref><ref>2010年は第3日曜日の12月19日に放送し、BS2でも放送された。一方、ラジオ第1放送とNHKワールド・ラジオ日本では同日の同じ時間帯にかつての司会者・[[宮川泰夫]]の司会で「放送開始65年〜のど自慢の仲間たち」と題した関連番組を放送した。</ref>。
 
一時期は、衛星第2テレビで「のど自慢」本番組に出場できない中学生以下を対象にした「'''[[#BSジュニアのど自慢|BSジュニアのど自慢]]'''」の放送もあった(2004年終了)。
 
タイトル[[ロゴタイプ|ロゴ]]にデザインされている鳥は、[[スズメ]]がモデル。
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== 放送局・放送時間 ==
2013年10月現在での放送時間は、[[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]]、[[NHKラジオ第1放送|ラジオ第1]]と海外向けの[[NHKワールド|NHKワールド・プレミアム]]<ref>2008年10月からは特集・総集編も含めノン[[スクランブル放送|スクランブル]]で視聴可能(後座番組である[[NHKニュース|13時のニュース]]を含む)。ただし、[[再放送]]と毎年3月放送のチャンピオン大会はノンスクランブル放送の対象外となっているため直接受信契約者以外は視聴不可。2010年4月から16:9[[レターボックス]]放送。</ref>、[[NHKワールド・ラジオ日本]]の同時放送で、[[日曜日]]の12:15 - 13:00 <ref>ただし、「特集・NHKのど自慢」、12月最終週放送の「NHKのど自慢 熱唱熱演名場面」の場合は13:30まで。2011年12月18日放送の「NHKのど自慢 熱唱熱演名場面」では12:58まで。</ref>となっている。2011年3月までは[[NHK衛星第2テレビジョン|BS2]]<ref>デジタルBS2は16:9の画面で放送。なお、[[難視聴地域|難視聴]]対策放送の終了に伴いBS2での放送は2011年3月6日の放送を最後に[[打ち切り]]となった(最後の放送は前日総合テレビで放送されたチャンピオン大会。レギュラー放送は2月27日放送分が最後)。本来は3月27日放送分を最後に打ち切る予定だったが、[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の特設[[ニュース]]に伴う番組変更による休止(3月20日放送分)や震災の影響で開催自体そのものが中止(3月13日・27日放送予定分)になったため2011年3月6日の放送が事実上最後となった。</ref>でも[[地上波]]と[[サイマル放送]]され、2005年3月までは[[NHKデジタル衛星ハイビジョン|BShi]]でも[[時差放送]]されていた<ref>BSアナログハイビジョン[[実用化試験放送]]の時より。</ref>。また、NHKワールド・プレミアムでは毎週月曜日1:10 - 1:55に同日放送分を、NHKワールド・ラジオ日本では毎週日曜日(土曜日深夜)1:00 - 1:45<ref>本番組の放送がなかった場合は再放送は休止となり、そのまま『[[ラジオ深夜便]]』の同時放送となる。</ref>に1週間前に開催された内容をそれぞれ[[再放送]]している<ref>日本国内については、かつて火曜日の17時台などに再放送を行っていた時期があったが、現在国内での再放送は行われていない。</ref>。日曜日の初回放送終了後、[[NHKオンデマンド]]でも2週間見逃し番組サービスとして配信されている。
 
; 放送休止・放送日変更
: 基本的にはテレビとラジオ同時放送のサイマル放送であるが、[[日本の高校野球|高校野球]]などスポーツイベントが行われるような場合は、どちらか、あるいはテレビ・ラジオとも放送を中止する場合がある。
<div class="NavFrame"><div class="NavHead" style="text-align:left">休止日</div><div class="NavContent" style="text-align:left">
* [[正月三が日]]が日曜となる場合
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: エンディングは音楽を流し<ref>オープニング音楽と同じ。</ref>、最後は会場後方からの引きの画面<ref>場合によっては、出場者の後方・演奏席から映した画面。</ref>で番組タイトルロゴを表示しながら終了。
 
: 本放送終了後では、チャンピオンが再度歌唱することが恒例。
: 一時期は、『'''のど自慢の歌'''』を出場者全員とゲストの歌手で合唱していたこともある。
 
: 一時期は、『'''のど自慢の歌'''』を出場者全員とゲスト歌手で合唱していたこともある。
 
== 出場申込・出場者の日程 ==
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== BSジュニアのど自慢 ==
[[1999年]]4月から[[2004年]]3月まで5年間、衛星第2テレビで放送した公開視聴者参加番組<ref>最初の1年間は毎週木曜日に、2000年度からは毎週土曜日に放送。また[[2002年]]度からは不定期放送となった。</ref>。NHKのど自慢に出場できない15歳未満(中学生を含む)がのどを競った。司会は[[森口博子]]とNHKアナウンサーの[[高市佳明]](NHKアナウンサー)→[[関口健]](NHKアナウンサー)<ref>高市が2001年度まで、関口は2002年度以降を担当。</ref>。また1999年4月から[[2002年]][[9月]]までは[[佐橋俊彦]]作曲のイメージテーマ曲が使用された。民放を含め、現時点では日本国内で最後にレギュラー放送された「子供向けのど自慢番組」でもある。
 
基本的にはNHKのど自慢本編と同じであるが、この番組ちらでは鐘ではなく電子音が流れて合否を判定する。またエントリーNo.・出演者の氏名と年齢・曲名と歌手名が一括表示される。賞には、客席審査員が選ぶベストステージ賞、ゲストが選ぶゲスト賞、そして合格者の中から選ばれるグランプリがあった。グランプリに輝くと更に厳正な審査のうえ15組程度が「BSジュニアのど自慢グランプリ大会」に出場できたが、[[2001年]]度をって廃止された。
 
応募方法はNHKのど自慢と異なり選曲理由を記入する必要はなかったが、「歌いたい曲目とその曲を歌っている歌手(グループ)名」は曲に優先順位を付けた上で第3希望まで記入する必要があり、出場者(グループ単位での出場の場合は代表者)の保護者住所・氏名も記入しなければならなかった。
 
最終回だった2004年3月27日放送分では、過去の名場面を振り返る「総集編」として放送。エンディングでは歴代訪問地を画面左方向へのロールテロップで流したのち、「5年間 ありがとうございました」のテロップを表示して5年間の歴史を締めくくった。
 
なお、本番組の終了を最後に、[[日本]]のテレビ放送で長年続いた'''「小中学生対象の」'''全国向け[[のど自慢 (曖昧さ回避)|のど自慢]]番組は現在途絶えてしで存在せず、一部ではこうした番組の復活を求める声もある。しかし、放送終了の[[2004年]]に番組プロデューサーが制作費の不正使用発覚で逮捕された。
 
; 出場後プロデビューした主なタレント
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番組開始当初は、出場者の合格不合格を知らせる際には司会者が口頭で結果を伝えていた。合格の場合は「合格です」、不合格の場合は「結構です」だった。しかし、「結構です」を合格と勘違いする出場者が多かったため、鐘を使って合図をする方式に変更された。
 
{{いつ範囲|date=2013年8月|現在}}、各地の放送局は本番組に併せて「'''NHKふれあいミーティング'''」を開催することが多い。ミーティングが開催される場合、司会者は番組が終わってもすぐには[[東京]]へ帰らず、一NHK職員の立場で出席する。ミーティングには視聴者代表として当日の観客や会場地住民代表が参加し、職員らに対して意見を述べる。ミーティングの内容は、後日の本番組制作を担当した放送局のホームページで公開される。
 
かつては民謡での出場者も毎回1 ‐ 2人あったが、2000年あたりからは少なくなっており、数回に一度あるかの状況である。