「うお座」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
m 出典追加
70行目:
通例、リボンで結ばれた2匹の魚として描かれる(初期は人魚と[[ツバメ]]、魚とツバメなどとする図画もあった)。そのため、ラテン語や英語などの名称は複数形である。<!--未確認だが、双数のある言語では双数形をとるだろう-->なお、アラビア語名では al-Samakatān (アッ゠サマカターン)といい双数形をとっている。現代中国名(中文名)の<span lang=zh>双魚座</span>も、双数形ではないが双数表現といえるであろう。
 
2匹の魚とそれから伸びる紐は、[[チグリス川]]と[[ユーフラテス川]]をあらわし、紐が魚繋がっているのは2本の川が合流することを表している。2匹の魚の間にある[[ペガススの大四辺形]]は、2本の川の間にある[[バビロン]]または農地を表している<ref>{{Cite book|和書|authorname=[[近藤二郎]]|title=わかってきた星座神話の起源"kondo" 古代メソポタミアの星座|publisher=[[誠文堂新光社]]|year=2010|isbn=978-4-416-21024-6}}</ref>。
 
ギリシア神話では、美の女神[[アプロディーテー|アプロディテ]]とその子[[エロース|エロス]]がエリダヌス川([[エリダヌス座]])のそばを歩いていたところ、突然、怪物[[テューポーン|テュポン]]が現れ、驚いた2人は魚の形になって逃げた<ref name="nagashima" />。2人ははぐれないようひもをつけて逃げた、という神話がある<ref name="nagashima" />。ただし、ほとんど同じ神話が、[[みなみのうお座]]にもある<ref name="nagashima" />
 
== 出典 ==
<references>
{{Reflist}}
<ref name="kondo">{{Cite book|和書
|author=[[近藤二郎]]
|title=わかってきた星座神話の起源 古代メソポタミアの星座
|publisher=[[誠文堂新光社]]
|year=2010
|isbn=978-4-416-21024-6}}</ref>
<ref name="nagashima">{{Cite book|和書
|author = 長島晶裕/ORG
|year = 2012
|title = 星空の神々 全天88星座の神話・伝承
|publisher = 新紀元社
|isbn = 978-4-7753-1038-0
}}</ref>
</references>
 
{{wiktionary|魚座}}