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'''佐藤 碧子'''(さとう みどりこ、[[1912年]][[2月15日]] - [[2008年]][[7月5日]])は、日本の作家。'''小磯なつ子'''の筆名を持つ。また'''佐藤みどり'''と表記し、「碧子」で「みどり」と読ませたりする。[[菊池寛]]の秘書、代作を行った。
 
==経歴==
本名・石井光枝。[[東京市]][[下谷区]]龍泉寺生まれ。[[精華高等学校|精華高等女学校]]卒。[[文藝春秋社]]に入社、菊池寛の秘書を務める。小説も書き、またその代作を行い『新道』などは佐藤の作である。[[川端康成]]にもかわいがられた。[[六興出版]]社長となる[[石井英之助 (編集者)|石井英之助]]と結婚。戦後1950年小磯なつ子の筆名で「雪化粧」により[[直木賞]]候補。1961年『人間・菊池寛』を刊行。2002年[[猪瀬直樹]]が菊池伝「こころの王国」を『[[文學界]]』に連載し始めた時協力していたが、佐藤著の盗作ではないかと言われたため、連載途中で佐藤と猪瀬の対談を行った。甥に[[矢崎泰久]]がいる。
晩年は、埼玉県新座市の老人福祉施設に入居し、猪瀬の対談もその施設に猪瀬が出向いて行われた。
==著書==