「亜寒帯」の版間の差分

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→‎植生と土壌: 北部に関する記述が重複しているため
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* トレワーサによる細分により、亜寒帯地域の植生と土壌を区分して説明することができる。
*[[湿潤大陸性気候]](Da、Db)に属する地域(おもに南部)では、針葉樹林と広葉樹林の[[混合林]]が広がり、肥沃な[[褐色森林土]]が分布している。
*[[亜寒帯気候]](Dc、Dd)に属する地域(おもに北部)では、[[農耕]]が困難な北部では[[タイガ]]と呼ばれる[[針葉樹]]の純林(単一樹種が大半を占める[[森林]])が形成され、寒冷な気候のため有機物の分解が進まず、溶脱作用によって[[酸性]]の[[ポドゾル]]と呼ばれるやせた灰白色の土が多くを占める。地下には年間を通じて凍結したままの[[永久凍土]]が広がる。[[地球温暖化]]の進行とともに[[永久凍土]]が解けて閉じこめられていた有機物が分解し、強力な[[温室効果]]物質である[[メタン]]となって大気中に放出されるという悪循環の形成が報告されている。
 
== 主な農作物 ==