「孫臏」の版間の差分

{{Lang|zh|孫臏}}は[[孫武]]と同じく兵法書を著したが、彼の兵法は孫武の『[[孫子 (書物)|孫子]]』と区別して『斉孫子』などと呼ばれていたらしい。しかしながら、次第に散逸し、あるいは現存する『孫子』自体が{{Lang|zh|孫臏}}の著作ではないかとも推定されていたが、[[1972年]]に至って[[山東省]]で{{Lang|zh|孫臏}}の著した兵法書の[[竹簡孫子]]が発掘されたことにより、『孫子』の著者ではないことが明らかになった。この新出土の兵法書は『[[孫ピン兵法|{{Lang|zh|孫臏兵法}}]]』と名づけられている<ref>詳しくは、[[金谷治]]訳注『{{Lang|zh|孫臏兵法}}』－もうひとつの[[孫子]]』（[[ちくま学芸文庫]]　[[2008年]]）</ref>。