「エコテロリズム」の版間の差分
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== 概要 ==
冒頭で記述したように、辞書の
ま
この用語が最初に用いられたのは1987年のことである<ref name="merriam_webster_conciseencyclopedia" />。
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[[File:ELFMexico.jpg|thumb|right|240px|[[地球解放戦線]]が[[グアダラハラ (メキシコ)]]にて[[バックホー]]に放火(2009年3月23日)。]]
エコテロリスト団体として国際的に著名な団体には[[動物解放戦線]]
「エコテロリスト」という言葉の定義についてはしばしば論争の的となっているが、目的達成の為の暴力的な行為や破壊行為を実行する[[環境保護団体]]に対する蔑称として用いられる事が多い。もっとも、この問題に関わる[[環境保護]]と[[動物愛護]]、[[動物福祉]]、[[動物の権利]](アニマルライツ)の区別は特に日本においては成されておらず、その主張や団体の意義も混同され、根本的に理解されているとはいえない<ref>''[[動物愛護団体#動物愛護団体への偏見と誤解]]も参照''。</ref>。事例としては[[2006年]]1月8日、[[南極海]]において[[捕鯨問題]]をめぐって対立している[[日本鯨類研究所]]と[[グリーンピース (NGO)|グリーンピース]]との間での応酬があげられる。鯨類研究所の調査捕鯨の実施と、それに対するグリーンピースの抗議行動のさなかに発生した、調査捕鯨母船「日新丸」とグリーンピースのキャンペーン船「アークティック・サンライズ」の接触事故に関して、日本鯨類研究所側がグリーンピースを非難するプレスリリースの中でこの言葉を使っている<ref>[http://www.icrwhale.org/02-A-13.htm 南氷洋上のエコテロリズム]</ref>。なお、この接触事故に関しては、双方共にビデオ・写真を公開して事件の説明をしているが、双方が「相手にぶつけられた」と主張しており、見解は対立している(日本鯨類研究所は、日新丸は他船に貨物を移し替える為停船していたと主張している)。2005年、[[アメリカ自由人権協会]](ACLU)が情報公開法に基づいて入手した米国[[連邦捜査局]](FBI)の資料から、FBIがACLUと並んでグリーンピースや[[動物の倫理的扱いを求める人々の会]](PETA)を監視対象にしていたことが分かり、ACLUは、通常の政治活動に携わっている人々にまで国内テロリズムの定義を拡大していると抗議した<ref>{{cite news|title=FBI Papers Show Terror Inquiries Into PETA; Other Groups Tracked|url=http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/12/19/AR2005121901777.html|first=Spencer S.|last=Hsu|newspaper=[[The Washington Post]]|date=2005-12-20|accessdate=2013-01-31}}</ref>。2010年、[[アメリカ合衆国司法省]]は、2001年から2006年まで続いたFBIによるグリーンピースやPETAなどの環境保護団体メンバーの監視は正当ではなかったとする文書を公表し、FBIを批判した<ref name="ABCFBI">{{cite news|title=FBI Spied on PETA, Greenpeace, anti-war activists|url=http://abcnews.go.com/News/Blotter/fbi-spied-peta-greenpeace-anti-war-activists/story?id=11682844|accessdate=2013-01-31|newspaper=[[ABC News]]|date=2010-09-20|last1=Cloherty|first1=Jack|last2=Ryan|first2=Jason}}</ref>。また、{{要出典範囲|date=2013年8月|日本政府調査捕鯨対策として武装した[[特殊警備隊]]が乗船している事を非公式に表明した。}}
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