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[[ファイル:155fire.jpg|thumb|250px|アメリカ軍の155mm榴弾砲の砲撃]]
'''砲撃'''(ほうげき)
▲'''砲撃'''(ほうげき)とは[[砲]]による攻撃であり、砲と名のつく物の攻撃は全て砲撃と形容しうる。単に砲撃というと[[榴弾砲]]や[[迫撃砲]]による長距離攻撃を指す事が多い。[[ロケット弾]]や[[地対地ミサイル]]は厳密には砲ではないものの、類似性から同一視されることがある。
== 概要 ==
[[砲]]に類似し、砲と同様の効果をもたらした最初期の兵器は、[[攻城兵器]]や海戦に投入された兵器であった。古くは[[投石機]]
第一次大戦ごろまでに砲は様々な発明により進化した。製錬技術の進化、砲架の軽量化、砲身の強化、ライフリングの登場、後装化、駐退復座器の装備、金属薬莢の発明、無煙薬の登場である。砲は長距離射撃の技術と運用法が確立され、砲撃による死傷者が急増し始めた。[[榴散弾]]の発明によって、広範囲に破片を撒き散らし、多くの人間を殺傷できるようなった。また、電信の発明により、砲から目視できない距離でも、戦線からの情報をもとに長距離砲撃を行うことが可能になった。これは、前進観測兵が敵前線の様子を観察し、後方に配置された味方砲兵陣地からの砲撃と着弾を観測して方位と誤差を報告、砲兵部隊はこのデータを元に修正を行い、効力射を得るものである。[[榴弾]]による長距離砲撃は現代でも最も基本的な砲撃といえる。現代の砲兵は榴弾を時限信管や[[近接信管]]によって空中炸裂させる[[曳火]]射撃を行い、生成破片を広範囲に投射し、広く地上の非装甲目標を攻撃することができる。
== 関連項目 ==
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