「機械化歩兵」の版間の差分

機械化歩兵とは、[[戦争]]の形態が戦車を中心とした機動戦（[[電撃戦]]）が行われるようになった[[第二次世界大戦]]時に[[ドイツ]]で初めて編成された。戦車は、その戦闘行動において、歩兵の支援が絶対に必要であるもののが、歩兵の徒歩で行軍はそ戦車の機動性に追従できなくなってきていた。そのため、車両や[[装甲車]]に搭乗し、戦車部隊に追随できる[[歩兵]]が求められ、機械化歩兵が編成された。ただし、各国の歩兵の機械化は、ドイツにおいてさえも常に不十分であった。

[[冷戦]]期には、BTRに代表される[[装甲兵員輸送車]]に搭乗するケースが多く、冷戦後期・冷戦終了後にはさらに重武装の[[歩兵戦闘車]]も配属されるようになった。