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'''奥 浩哉'''(おくひろや、男性、[[1967年]][[9月16日]] - )は、[[日本]]の[[漫画家]]。[[福岡県]][[福岡市]]出身。代表作は『[[GANTZ]]』。デビュー作である『[[変 (漫画)|変[HEN]]]』を連載していた当時のペンネームは'''久遠矢広'''。
 
== 概要人物 ==
作画は非常に特徴のあるタッチである。『[[GANTZ]]』が代表作として知られるが、それ以前の『変[HEN]』と『HEN』の2作品の成功により名を知られるようになった。
 
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暴力や性的描写、世間では[[タブー]]とされていることを描くことが多く、特に奥の短編『観察日記』は衝撃的ともいえるものである(『奥浩哉短編集「黒」』に収録)。[[山本直樹]]に師事した時期があり、山本がキャラクターデザインを担当した成年向けアニメの小説の挿絵などを代筆に近い形で描いたこともある。
 
[[Macintosh]][[コンピュータ]]によって作られた[[3次元コンピュータグラフィックス|3DのCG]]などを採り入れ『[[01 ZERO ONE]]』や『GANTZ』ではその結果として、極めてリアルな背景が描かれている。但し、3DCGの背景(≒街)データは膨大なものであり、劇中における地域が変わるその都度、データを新規に作製する必要も生じる。これは普通に(必要な画のみを原稿用紙に描けば済む)手描き作業で行うよりも作画時間が増えてしまう形となり、CG作画のデメリットでもある。実際に『[[01 ZERO ONE]]』のクオリティは財産を使い果たす程の投資があったからこそで、連載時は金銭的に大変苦しかったと語っている<ref>『GANTZ』10巻インタビューより。</ref>
 
上記の理由などからデジタル作画には強烈なこだわりをもっており、背景論で漫画家同士の論争があった際に、一部の「実写的なデジタル背景」を批判した[[江口寿史]]を『老人』と斬り捨て、今後無視することを公言した。<ref>江口寿史が「花沢健吾」「浅野いにお」的な背景を批判 http://matome.naver.jp/odai/2132265467798621101</ref>
 
また、[[オリエンタルラジオ]]の[[中田敦彦]]と[[進撃の巨人]]についても嫌いであると公言している。<ref>xxBob オリラジ中田も進撃の巨人も大っっきらいだ!! http://twitter.com/#!/takuyaBob/status/103427729575264257
奥浩哉 @xxBob 僕もです(^_^;) http://twitter.com/#!/studiooku/status/103459643854028801</ref>
 
 
『変』で乳房の激しい揺れを乳首の残像で表現する技法を考案し、本人が述懐する通り他の漫画家にもしばしば用いられている。
 
自他共に認める[[巨乳]]好きで、漫画の本編とは全く関係ない巨乳の女の子の挿絵が、『GANTZ』の[[扉絵]]を頻繁に飾ることが多い。時代劇の『[[必殺シリーズ]]』が好きで<ref>奥浩哉 『GANTZ/MANUAL』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、2004年、238頁。</ref>、好きな映画は『[[ダイ・ハード]]』<ref>奥浩哉 『GANTZ』6巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、2002年、219頁。</ref>。加藤勝の「何で俺がこんな目に遭うんだ」と思いながらも戦う様は『ダイ・ハード』のジョン・マクレーンの影響があると語る{{要出典|date=2013<ref>奥浩哉 『GANTZ/MANUAL』 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、20045月}}、115頁。</ref>。GANTZは必殺シリーズを現代SF風にアレンジすることから着想を得ており、『奥浩哉短編集「黒」』にはダイ・ハードの影響が色濃くみえる{{要出典|date=2013年6月}}。反面、[[猫耳|ネコ耳]]が特に根拠は無く嫌いであり、GANTZで一瞬で殺される星人にする案もあった<ref>奥浩哉 『GANTZ』8巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、2003年、219頁。</ref>。なお、この案は2005年に発売された[[PlayStation 2|プレイステーション2]]用ゲームソフト『GANTZ THE GAME』において採用されており、ネコみみ星人として登場する。
 
1988年 - 青年漫画大賞準入選(『変』)。