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{{出典の明記|date=2013年11月}}
『'''オルフォイスへのソネット'''』([[ドイツ語|独]]:''{{lang|de|Die Sonette an Orpheus}}'')は、[[リルケ]]の連作詩。{{要出典範囲|[[1922年]]に成立し、翌年に出版された|date=2013年11月}}{{要出典範囲|神話において八つ裂きにされ海に流されたオルフォイス([[オルフェウス]])が万物に変化流転する形で偏在している着想のもと、詩神としてのオルフォイスと万物の営みに対する賛歌を[[ソネット]]形式で記した55の詩篇からなる|date=2013年11月}}{{要出典範囲|着想のきっかけは1921年、知人からヴェーラという名の娘の闘病から死に至るまでの手記を渡されこれを読んだことにあり、この少女の死に対する理解に感銘を受けたリルケは1922年2月の間に本作を一気呵成に書き上げた|date=2013年11月}}{{誰範囲2|前後して書き上げられた『[[ドゥイノの悲歌]]』と並んでリルケ畢生の大作とされている|date=2013年11月}}が、{{要出典範囲|悲嘆のトーンが強い『悲歌』に対して、本作はほぼ全編を通じ軽やかで肯定的な雰囲気が貫かれている|date=2013年11月}}{{要出典範囲|しかし形式や雰囲気は違っても両者は同じ背景のもとに生まれた作品群であり、リルケ自身『悲歌』と『ソネット』とは相互に支えあっているのだと説明している|date=2013年11月}}
 
== 参考文献 ==
{{参照方法|date=2013年11月|section=1}}
*『リルケ詩集』 高安国世訳、岩波文庫、2010年
* 星野慎一、小磯仁 『リルケ』 清水書院、2001年、192-200頁