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[[ファイル:Ika-yaki 001.jpg|thumb|200px|right|イカ焼き(イカの姿焼き)]]
[[ファイル:Ikayaki.jpg|thumb|200px|right|大阪のイカ焼き(イカの切り身入り)]]
'''イカ焼き'''(いかやき、'''いか焼き'''、'''烏賊焼'''とも書く)は、[[イカ]]を用いた[[日本]]の[[軽食]]である。

この「イカ焼き」と呼ばれる食べ物は、イカを丸ごと使用して甘しょっぱい[[醤油]]味をつけて焼いた「焼きイカ」・「イカの姿焼き」・「イカの丸焼き」とも呼ばれる料理と、[[大阪]]で生まれたとされるイカを入れたクレープ状の料理(以下『大阪のイカ焼き』)の二種類が存在する。
 
== 概要 ==
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;調理器具
:[[焼き鳥]]用の調理器具<ref>[http://www.yakitoriki.com/howto_kenyo.html とうもろこし、いか焼き、焼き鳥兼用器]</ref>に金属製の焼き網や鉄板を乗せて使用したり、[[お好み焼き]]用の鉄板を利用する場合がある。バーベキュー用設備や家庭用電熱フライパンでも調理される。
 
=== 大阪のイカ焼き ===
大阪のイカ焼きは、[[小麦粉]]の生地にイカの切り身を入れて焼き、甘辛い[[ソース (調味料)|ソース]]を塗った[[粉物料理]]である。鉄板で押しつけて焼くため、小麦粉に含まれる[[グルテン]]の作用によってコシの強いもちもちした食感がある。
 
当初はせんべい職人の賄いとして、せんべいを焼く際に使用する鉄板を用いて焼いて食されていた物が、次第に店頭で販売されるようになり(いか焼本舗サイトより)、時期は不明だが、[[住吉大社]]境内の屋台で販売されていたとも言われている。これが大阪において広く知られるようになったのは、1957年に[[梅田]]の[[阪神百貨店]]にイカ焼き店が出店したことがきっかけとされている。これを機に人気が出て扱う店が増え、縁日などの臨時店舗や移動車で販売されることもある。阪神百貨店梅田本店地下1階の阪神食品館スナックパーク内のものは行列ができるほどの有名店で、1日に1万枚以上の売り上げがある。さらに[[阪急・阪神経営統合]]により[[博多阪急]]など阪急系列の店でも販売されるようになった。いか焼きのチェーン店なども関西を中心に増える傾向にあり、移動販売車によるフランチャイズ本部も出来ている。また、その味も多様化している。
広く知られるようになったのは、1957年に[[梅田]]の[[阪神百貨店]]にイカ焼き店が出店したことがきっかけとされている。これを機に人気が出て扱う店が増え、縁日などの臨時店舗や移動車で販売されることもある。阪神百貨店梅田本店地下1階の阪神食品館スナックパーク内のものは行列ができるほどの有名店で、1日に1万枚以上の売り上げがある。さらに[[阪急・阪神経営統合]]により[[博多阪急]]など阪急系列の店でも販売されるようになった。いか焼きのチェーン店なども関西を中心に増える傾向にあり、移動販売車によるフランチャイズ本部も出来ている。また、その味も多様化している。
 
;作り方
:小麦粉(強力粉が良い)を水で溶き、よく練った生地にイカの切り身を入れ、数時間寝かす。その生地を熱した鉄板の上に広げ、その上に卵を割って乗せる。
:店では専用の鉄板(後述)があり、上下の鉄板で押しつけて薄く平らに焼きあげる。
:焼き上がりにお好み焼き用の甘辛いソースを塗って食べる。
:家庭ではフライパンでも簡単に作れるが、押しつけて焼くことが困難なので、食感が若干異なる。
 
;種類
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{{DEFAULTSORT:いかやき}}
[[Category:日本の粉物料理]]