「ハニ語」の版間の差分

{{言語|name=ハニ語

|speakers=約175万人760,000<ref>{{Ethnologue|hni}}</ref>

|iso2=sit (その他)

|siliso3=}}hni

'''ハニ語'''（ハニご、哈尼語）とは、主に[[中華人民共和国|中国]][[雲南省]]南部に居住する[[ハニ族]]および[[ミャンマー]]東部の[[シャン州]]、また[[ラオス]]、[[タイ王国|タイ]]、[[ベトナム]]の北部に主に居住する{{仮リンク|アカ族|en|Akha people}}によって話される[[言語]]である。

[[シナ・チベット語族]][[チベット・ビルマ語派]][[{{仮リンク|ロロ・ビルマ語支]]群|en|Lolo-Burmese languages}}に属する。

** 哈尼下位方言： - 雲南省中南部に分布する。[[紅河ハニ族イ族自治州]]の[[紅河県]]、[[元陽県]]、[[緑春県]]および[[金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県]]などに約70万人の話者が存在するほか、ベトナム北部に1万人余り、ラオス東北部に約700人の話者が存在する。

** 雅尼下位方言： - 阿卡語とも呼ばれる。雲南省西南部の山岳地帯に約30万人の話者が存在するほか、[[シーサンパンナ・タイ族自治州]]およびミャンマーに少なくとも20万人の話者が、またタイとラオスにそれぞれ約6万人の話者が存在する。この人々は400年前に雲南省中南部から現在の居住地に移住したと考えられる。

* 豪白方言（カベ方言）：） - 雲南省中北部および、哈尼下位方言が話されている地域の西北部、[[墨江ハニ族自治県]]、[[元江ハニ族イ族タイ族自治県]]および[[寧ジハニ族イ族自治県|寧洱ハニ族イ族自治県]]などで話され、およそ12万人の話者が存在する。豪尼下位方言、白宏下位方言に細分される。

* 碧卡方言（ビカ方言）：） - 雲南省西南部におよそ30万人の話者が存在する。碧約下位方言（12万人）、卡多下位方言（18万人）、峨努下位方言（1万人）に細分される。