「銀狐作戦」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Chobot (会話 | 投稿記録)
m ボット: 言語間リンク16件をウィキデータ上のQ313442に転記
48行目:
第二段階として北部ではノルウェーと呼ばれていた白金狐作戦によってイヴァロ国境警備大隊がペツァモから東進し、[[バレンツ海]]に面するムルマンスクに向かう予定であり、これはソ連第14軍の第14、第52狙撃師団の2個師団の抵抗が見込まれた。目的はムルマンスク占領であり、ソ連軍を縛りつけ、[[サンクトペテルブルク|レニングラード]]近郊での作戦に参加させないことであった<ref name=mj817/>。
 
南部では、北極狐作戦によって{{仮リンク|騎兵|en|General of the Cavalry (Germany)}}{{仮リンク|ハンス・ファイゲ|en|Hans Feige}}の率いる{{仮リンク|第36軍 (ドイツ)|en|German XXXVI Army Corps|label=ドイツ第36軍}}が[[クーサモ]]から東進し、{{仮リンク|サッラ|en|Salla}}・{{仮リンク|ウリンサルモ|en|Urinsalmo}}のラインに沿って攻撃する予定であり、第36軍のドイツ2個師団に加え169師団、第6SS山岳師団、フィンランド第6師団と2個特別編成戦車部隊が参加する予定であった。これらは第122狙撃師団に抵抗を受けると考えられた。計画では[[コラ半島]]南部の[[白海]]側にあるカンダラクシャを確保し、作戦に対抗して他の戦線から送られて来るだろう[[北部戦線 (ソ連軍)|北部戦線]]部隊の押し下げを試み、その過程でムルマンスクとコラ半島をソ連本土から切り離す計画であった<ref name=mj8795>Mann & Jörgensen (2002), p. 87-95</ref>。
 
これらの作戦に続いて[[継続戦争]]の一部としてフィンランドの作戦が行われ、[[ラドガ湖]]近郊での攻撃、[[フィンランドのカレリア地峡再占領|カレリア地峡での攻撃]]などが行われ、さらに後には東カレリアでの攻撃も行われた。