「広島交通」の版間の差分

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*車体はベージュ、窓周りは黒~茶系をベースにオレンジのラインといった塗装を纏う。このカラーリングは30年ほど基本的なスタイルとして続いているが、[[1987年]]購入の車両より現在の車両前面に車両メーカーエンブレムの代わりにセンター部分にエンブレム形の社章、側面には前部にローマ字で「HIROKO」、後部にひらがなで「ひろこう」、リア部のオレンジライン上部に車名のフルネーム「広島交通」若しくは略名「広交」の文字が入れられたものとなっている(在来車についても順次に塗り替えられている)。しかし近年導入した中古車や新車、また車両整備によって化粧直しを行った車両では車両前部の社章がエンブレム式からステッカー式に変更されている。
*中~長距離路線が多いことから純正車両については車両仕様のグレードが高いのが大きな特徴で、オリジナルのハイバックシートに、座席配置は床段上げ式、さらに1992年式までについては[[独立機関式冷房装置|サブエンジン式冷房]]が採用されている(1995年式以降は[[機関直結式冷房装置|エンジン直結式冷房]]へ変更、中古車についても全車両が直結式である)。[[サスペンション]]についても一部の中古車と1993年購入の中型車を除き、エアサスペンション([[空気バネ]])である。
** 中古車両については、基本的に方向幕のLED化と塗装変更、液晶式運賃表への交換のほか、初期購入車以降はを除き必要に応じて床面張替や座席を広交オリジナル仕様に交換するなど手直しが施されてから運用入りしている。だが、サスペンションについては一部を除き[[リーフ式サスペンション]]を用いるため若干乗り心地は劣る。
*導入する車両のホイールベースは特例を除き一般的に[[1999年]]購入車まで長尺、以降標準尺となっている。しかし緑井営業所については管轄する路線に狭隘地点を走行する路線があるため、大型短尺車のみに設定して運行する路線を設けられ、同営業所向けには大型短尺車も購入されている。近年中古車両で大型短尺車が購入されている例もあるが、これは短尺設定路線とは関連ない営業所へも配置されている。また、1999年以前についても特例として、過去存在した三段峡線用の長距離仕様車が標準尺として導入されている。
*[[高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律|交通バリアフリー法]]に対応した車両は遅れながら2002年に初めて8台が導入され緑井営業所に配置、毘沙門台系統を主に運行を開始した。その後高陽営業所へも順次導入され、2012年に新車が勝木・大林両営業所へ配属されたことにより、全営業所にバリアフリー対応車が在籍することとなった。しかし、それらはいずれもワンステップ車両であり、中古車両では従来のツーステップバスも導入を継続している。