「ハイエナ」の版間の差分

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== 生態 ==
中型のカッショクハイエナやシマハイエナは、狩りをするより腐肉を漁ることの方が多いため一般にハイエナには、「[[サバナ (地理)|サバンナ]]の掃除人」として死肉を漁るという印象が強い。実際、中型のカッショクハイエナやシマハイエナは、狩りするより腐肉を漁ることの方が多与えてが、る。ブチハイエナの食物は、(腐肉も確かに含まれるものの)大半が自分たちで捕えたものであり、狩りで仕留めた食料を[[ライオン]]に横取りされる場合が多い(要出典)。イギリスの生態学者 H.Kruuk の研究では、[[セレンゲティ国立公園]]のブチハイエナは、10-15頭の群れで[[ヌー]]や[[シマウマ]]を狩ることが明らかにされている。他の動物が掘った巣穴に住み、巣穴の回りには動物の骨などが散乱している。また、ハイエナ同士での共食いも稀に見られる。
 
巣穴にある骨は非常食である。ハイエナは、硬い骨も噛み砕けるほど顎の力が強い。食料が無い時には、これらの骨を食べ飢えを凌ぐ。ハイエナの群れのリーダーはメスであり、メスのリーダーの長女が群れのリーダーを継ぐことが常識的になっている。そのため、オスは群れの中で順位が低い。