「家栽の人」の版間の差分

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:倉本の後任として春河支部に転任して来た判事補。春河支部編の終わりまで彼の視点で進む事が多い。
:下の名前は『ワタル』。フランス人の妻『セーラ』がいる。判事補暦は3年。趣味はカメラと畑仕事。
:家庭裁判所の仕事は初めてであるが、高崎が腹を立てる程、冷淡な性格と極端に事務的な仕事をしている。
:仕事を仕事と割り切って片付けたいという冷めた気持ちと人間らしい感情が心中でぶつかって葛藤している描写が有る。
:外国人である妻に対しての偏見から東京地裁の所長に心無い言葉をぶつけられた事がきっかけで口論となり、それが原因で春河に来た様である。
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;東山整史郎
:検察庁の若きホープ。盆栽の扱いに慣れている。桑田には興味を持っている。
:冷静沈着で感情を表に出さない人物だが、接待麻雀で桑田に対する皮肉を口にした倉本を狙い撃ちにする等人間味の有る一面がある。基本的に素直な性格で負けても相手の力を認める事が出来るタイプである。
;徳川政治
:春河支部支部長。独身。目黒とは関西で2年同じ法廷で仕事をした関係であり、ある程度は気心の知れた仲である。
:桑田の実力を評価しており、彼の人格と併せて『目黒の手に負えない人間』と評している。
:作中で明確な理由は不明だが、目黒に桑田の交友関係の情報を流し、彼に桑田を説教及び管理を促している。
 
===弁護士===
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:長い黒髪の端整な顔立ちと均整の取れた体躯の男性であり、革ジャンを着てバイクを乗り回すといった弁護士らしくない風貌の持ち主である。
:栄中体罰事件で被告側の弁護士として登場する。
 
===その他の人物===
;松門吉徳
:春河市に住む盆栽師をしている80歳以上の老人。桑田と影山の共通の友人でもある。彼の手がけた黒松を500万以上で買いたいという人物が居る事からかなりの腕利きの様である。
:孫の事で桑田の世話になって以来、彼を気に入っている。本人曰く「跡取りにしたい」らしい。頻繁に裁判所に盆栽を持って遊びに来ている。それを目黒に咎められたが、彼を逆に言い負かした事がある。
;オバケ屋敷の主人(仮)
:春河市の桐生町に存在する洋館に住む学者。春河編の後半に登場し、桑田の友人となる。変人として昔から有名な人物であり、過去に神社の神木を切らせないという目的で神社に侵入して暴れた過去を持っている。その時に公務執行妨害と住居不法侵入で逮捕される。おまけに浪費癖から準禁治産者となっている。
:その為、徳川政治に目黒が桑田を説教し、彼の行動を管理する口実として利用される。だが、桑田は全てを承知で付き合っている為、逆に目黒を言い負かす。
:栄中体罰事件編にも登場する。桑田の息子『守』にも懐かれている。
 
==テレビドラマ==