「爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!」の版間の差分

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== 概要 ==
スーパー戦隊の劇場版が『[[劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える]]』にて復活して以降、劇場版の監督はTVシリーズのパイロット版(1、2話)を手がけた監督が担当するのが半ば通例となっているが、本作品ではパイロット版を手がけた[[小中肇]]がTVシリーズ初期において現場から外れたため、代わって[[諸田敏]]が劇場版を手がけている<ref>諸田によると監督依頼が急にあったそうで「まさか自分が映画の監督をするとは思わなかった」とインタビューに答えている同様にパイロット版と劇場版の監督が異なる作品には『[[魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁]]』、『[[炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!]]』、『[[天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー]]』、『[[海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船]]』の4作品がある</ref>
 
キャスティング面においては、スーパー戦隊シリーズ第1作『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』のアカレンジャー役の[[誠直也]]が特別出演し、話題となった。この他、本劇場版のヒロインである王女フリージアにはグラビアアイドル、女優などとして活躍していた[[小向美奈子]]が、敵役であるガルヴィディの声には『[[うる星やつら (アニメ)|うる星やつら]]』など数々のアニメに出演し、後に『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』のナレーションとしてレギュラー出演を務めた[[古川登志夫]]、ヘキサノイド・ハナビキニキビーナスの声には『[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]』の[[クレヨンしんちゃんの登場人物一覧#幼稚園職員と関係者|よしながみどり]]役([[2009年]][[9月]]まで)などで知られる[[高田由美]]がそれぞれ起用された。
 
時系列的には、『[[スーパー戦隊Vシネマ#轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊|轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊]]』の「スーパー戦隊住所録」・アスカの項にアヤメガネズミの撃破~ショホウセンカメレオンの登場の間の8月と記載されている。
 
== ストーリー ==
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: ダイノアースとアナザーアースを自由に往復できる怪人。フリージアに化けてバクレイザーを奪った。かぎ爪を武器にしており、アバレキラー(壬琴)を相手にしても互角以上の実力を持つ。バクレイザーを手に入れて、2匹の青い爆竜を操ろうと企むが、最終的にキラーアバレンオーによって搭乗したバクレンオーが投げ出され、レッドとティラノの合体技・バクレイザーソードクラッシュに敗れた。
; 幻のギガノイド「[[交響曲第60番 (ハイドン)|うっかり者]]」
: ヴォッファが丹精込めて制作した究極のギガノイド。しかし、完成直前に事件が収拾したため、出番も無く作品の上映は終了してしまった。ヴォッファは「555(同時上映の『[[劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト]]』)に出してやる!」と言っていた。
: 詳細なデザイン画などは雑誌などに掲載されている。
 
== 装備・戦力 ==
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; 親指幸人のちっちゃいってことは便利だねボンバー
: ハナビキニキビーナスの力でミニサイズにされた幸人が、敵の体内に飛び込んでアバレイザーを乱射して倒した。命名はらんる。
=== 爆竜/爆竜合体戦闘巨人 ===
; キラーアバレンオー
: 全高:62m / 重量:8200t / 出力:3000万馬力
: バクレンオーに対抗するため、アバレンオーとキラーオーが「'''爆竜大合体'''」した強力な戦闘巨人。アバレンオーの背中にトップゲイラーが翼として合体し、ステゴスライドンの上に騎乗する。この時は、アバレキラーから「好きにして良い」と言われたトップゲイラーがアバレンジャーと共闘した。ブラキオサウルスの背から加速を付けて突撃し、超高速で他の爆竜と合体・分離を繰り返して技を打ち込む「'''爆竜マルチコンバイン'''」でバクレンオーに大ダメージを与えた後、爆竜電撃ドリルスピンの3倍の威力を誇る「'''フライングドリルスピン'''」でトドメをさした。
: 『[[特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー]]』でも登場したが、こちらはトップゲイラーのみがアバレンオーに合体しており、3人に加えてアバレブラック・アバレキラーも同乗した。物語終盤同様に、この時は「ときめくぜ」がキメ台詞となっているようで全員言っている。必殺技は「'''ガトリングドリルスピン'''」。このトップゲイラーのみがアバレンオーに合体した形態は、玩具では本編未登場の形態'''「アバレンオーゲイラー」'''とされている。
; 爆竜カルノリュータス
: 全長:68.6m / 全高:38.5m / 全幅:24.5m / 体重:3250t / 走行速度:350km/h
: 1万5千年前に世界を氷に閉ざそうとした'''「2匹の青い爆竜」'''のうちの1体。[[カルノタウルス]]が超ドリル([[リューター]])進化した爆竜で、頭部の形状と体色以外はティラノサウルスと殆ど同じである。口から吹雪を吐く。カスモシールドンと爆竜合体して'''バクレンオー'''になる。言語能力は持たない。
; 爆竜カスモシールドン
: 全長:35m / 全高:21.9m / 全幅:11m、23.8m(頭部襟巻きの幅) / 体重:1350t / 走行速度:220km/h
: カルノリュータスと同じ'''「2匹の青い爆竜」'''のうちの1体(ただし体色は白であった)で、[[カスモサウルス]]が超シールド進化した爆竜。頭部の形状と体色以外はトリケラトプスと殆ど同じである。口から吹雪を吐く。カルノリュータスと爆竜合体して'''バクレンオー'''になる。カルノリュータス同様言語能力は持たない。
; バクレンオー
: 全長:46.5m / 全高:35.7m / 全幅:27m / 重量:4600t / 最高速度:255km/h / 出力:2300万馬力
: カルノリュータスとカスモシールドンが爆竜合体した悪の戦闘巨人。'''ダブルテイルソード'''と'''カスモシールド'''が武器。口から'''吹雪'''を吐く。アバレンオーのドリルを奪って攻撃し、'''爆竜必殺ツインドリル'''でアバレンオーを破壊寸前にまで追い詰めた。最期はキラーアバレンオーに倒された。
: 後にTVシリーズ終盤にて再登場を果たす(本作が公開された2003年の夏は記録的な冷夏であり、再登場の際にバクレンオーが[[2003年#天候・天災・観測等|2003年の記録的な冷夏]]の原因だった旨が語られた
 
== キャスト ==
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=== スーツアクター ===
* アバレッド<ref name="Fukuzawa">{{Cite web|url=http://www.redactionclub.com/member/HirofumiFukuzawa.html|title=福沢博文|publisher=株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー|accessdate=2011-04-27}}</ref>、キラーオー<ref name="Fukuzawa"/>:[[福沢博文]]
* アバレブルー<ref name="toeimax">{{Harvnb|東映ヒーローMAX Vol.5、辰巳出版、|2003年、|p=30}}</ref>:[[三村幸司]]
* アバレイエロー<ref name="toeimax"/>:[[小野友紀]]
* アバレブラック<ref>『{{Sfn|東映ヒーローMAX Vol.5、辰巳出版、|2003年、|p=32頁</ref>}}:[[日下秀昭]]
* アバレキラー<ref>{{Cite Web|url=http://www.toeihero.net/archive/noa/backnumber/abare/interview/06_2.html|title=アバレンジャー・インタビュー「第6回 田中幸太朗(爆竜戦隊アバレンジャー』仲代壬琴役)」|publisher=東映ヒーローネット|accessdate=2011-05-03}}</ref>:[[今井靖彦]]
* その他:[[岡本美登]]、[[大西修]]、[[村岡弘之]]、[[佐藤賢一 (俳優)|佐藤賢一]]、[[蜂須賀祐一]]、[[神尾直子]]、[[葉都英樹]]、[[岩上弘数]]
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{{Reflist}}
 
== 参考文献 ==
* {{Cite journal|和書
|date = 2003-05
|journal = 東映ヒーローMAX(タツミムック)
|volume = Vol.5
|publisher = [[辰巳出版]]
|isbn = 978-4886418753
|ref = {{SfnRef|東映ヒーローMAX Vol.5|2003}}
}}
== 外部リンク ==
*{{jmdb title|2003|ea002850|劇場版 爆竜戦隊アバレンジャー}}