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: 江戸ツバキは花形、花色が豊富で、洗練された美しさをもつ、一重では清楚な「蝶千鳥」「関東月見草」「蜀紅」、唐子咲きでは「卜伴」。八重では蓮華咲きの「羽衣」「春の台」「岩根絞」など。
; 上方のツバキ
: 古来、都がおかれた上方でもツバキは古くから愛玩されてきた。ことに江戸期には徳川秀忠の娘[[東福門院和子]]を[[中宮]]として迎えた[[後水尾天皇]]や[[誓願寺]]の[[安楽庵策伝]]などの文化人がツバキを蒐集した。[[寛永]]7年([[1630年]])には安楽庵策伝によって「百椿集」を著した。さらに寛永11には[[烏丸光広]]によって「椿花図譜」が著され、そこには619種のツバキが紹介されている。現在でも京都周辺の社仏閣には銘椿が多い。品種としては「五色八重散椿」「曙」「菱唐糸」など
: 上方のツバキは変異の多いユキツバキが北陸から導入されたことと、京都、大坂の人々の独自の審美眼によって選抜されたことに特色がある。
; 尾張のツバキ