「不飽和脂肪酸」の版間の差分
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うつ病が20世紀になって増加しているが[[ω-6脂肪酸]]を多く含む[[植物油]]の摂取が増加したことと軌を一にする。{{要出典|date=2013年12月}}うつ病患者においてはω-6脂肪酸から[[アラキドン酸]]を経て生成される炎症性の生理活性物質である[[エイコサノイド]]のレベルが高いということが示されている<ref>{{cite journal |author=Smith RS |title=The macrophage theory of depression |journal=Med. Hypotheses |volume=35 |issue=4 |pages=298–306 |year=1991 |month=August |pmid=1943879}}</ref><ref>{{cite journal |author=Hibbeln JR, Salem N |title=Dietary polyunsaturated fatty acids and depression: when cholesterol does not satisfy |journal=Am. J. Clin. Nutr. |volume=62 |issue=1 |pages=1–9 |year=1995 |month=July |pmid=7598049}}</ref>。[[シーフード]]をたくさん摂取するところほど[[母乳]]内のDHAは高く、産後うつ病の有病率は低かった。母体から胎児への転送により、妊娠・出産期には母親には無視できないω-3脂肪酸の枯渇の危険性が高まり、その結果として産後のうつ病の危険性に関与する可能性がある。健常者と比較してうつ病患者はω-3脂肪酸の蓄積量が有意に低くω-6とω-3の比率は有意に高かったことが指摘されている<ref name=saitama>岡田斉、萩谷久美子、石原俊一ほか「Omega-3多価不飽和脂肪酸の摂取とうつを中心とした精神的健康との関連性について探索的検討-最近の研究動向のレビューを中心に」『人間科学研究』(30),2008,pp87-96. {{NAID|120001859287}}</ref>。
===飽和脂肪酸との関連===
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