「ペプチド固相合成法」の版間の差分

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[[画像:説明図 ペプチド固相合成法.png|thumb|図 メリーフィールド法固相合成]]
'''ペプチド固相合成法'''(-こそうごうせいほう、英:Solid-phase peptide synthesis、SPPS)は研究室で[[ペプチド]]及び[[タンパク質]]を化学的に合成する際に、一般的に用いられる方法のひとつ。表面を[[アミノ基]]で修飾した直径0.1mm程度の[[ポリスチレン]]高分子ゲルのビーズなどを固相として用い、ここから[[脱水反応]]によって1つずつ[[アミノ酸]]鎖を伸長していく。目的とするペプチドの配列が出来上がったら固相表面から切り出し、目的の物質を得る。バクテリア中で合成させることの難しい[[リボソームペプチド]]の合成や、[[D体]]や[[重原子]]置換体などの非天然アミノ酸の導入、ペプチド及びタンパク質[[主鎖]]の修飾なども可能である。