「アザンデ族」の版間の差分
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{{出典の明記|date=2009年8月}}
[[File:Richard Buchta - Zande men with shields, harp.jpg|thumb|200px]]
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== 特徴 ==▼
シャリ川上流からナイル川中流、コンゴ川中流地域に分布。[[ツェツェバエ]]の分布地域であるため、[[牧畜]]はしておらず、[[狩猟]]、[[漁労|漁撈]]、[[焼畑農業]]などを営む。[[スーダン型気候]]の[[サバンナ]]と[[ギニア型気候]]の湿林の境界線上に位置している。[[シコクビエ]]、[[ソルガム]]、[[トウジンビエ]]、[[トウモロコシ]]、[[ササゲ]]、[[ゴマ]]などを伝統的に栽培していたが、19世紀末には[[ラッカセイ]]、[[キャッサバ]]、[[サツマイモ]]などが移入され、重要な耕作資源となっている。▼
[[エドワード・エヴァン・エヴァンズ=プリチャード|エヴァンズ=プリチャード]]が研究対象としたことで知られ、呪術的な独特の[[まじない]]を宗教文化に取り入れており[[摩擦板]]の[[託宣]]や[[毒物]]の託宣などを行う。▼
'''アザンデ''' (Azande) とも呼ばれるが、接頭辞の「ア」が「族」の意味を持つ。そのため、「ザンデ族」または「アザンデ」と呼ぶ。
== 分布 ==
[[スーダン型気候]]の[[サバンナ]]と[[ギニア型気候]]の湿林の境界線上に位置している。シャリ川上流からナイル川中流、コンゴ川中流地域に分布。
== 歴史 ==
それぞれが独立した小王国を形成していたが[[17世紀]]末にできた[[クラン]]([[アボンガラ]])によって統合された。
== 産業 ==
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== 言語 ==
* [[ザンデ語]]
== 宗教 ==
▲[[エドワード・エヴァン・エヴァンズ=プリチャード|エヴァンズ=プリチャード]]が研究対象としたことで知られ、呪術的な独特の[[まじない]]を宗教文化に取り入れており[[摩擦板]]の[[託宣]]や[[毒物]]の託宣などを行う。「[[トゥール (アフリカ神話)|トゥール]]」(Tule)と呼ばれるクモの姿をしたトリックスターが信仰されており、西アフリカの[[アナンシ]]や南部アメリカの[[ブレア・ラビット]]との類似性がプリチャードによって指摘されている。
==関連項目==
*[[ラファイ]]
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